本日の衆議院本会議で、民主党と国民新党などの賛成多数により、来年度予算案が可決され、参議院へ送付されました。この予算案の議決に対して、民主党の16議員が欠席し、法案が参議院で否決された場合に、衆議院で成立できる3分の2の確保はできなかった。 
 
11年度予算案、衆院通過へ 関連法案は先送り 
               http://www.asahi.com/politics/update/0228/TKY201102280554.html
 菅首相、子ども手当修正に意欲 衆院予算委
               http://www.asahi.com/politics/update/0228/TKY201102280134.html
 
 さて、予算案の年度内成立は何とかなったものの、予算執行のために必要な予算関連法案を先送りにして成立のめどが立っておらず、本会議を欠席した民主党議員への責任論を考えるよりも、協力の欲しい野党の反発はより厳しく、菅政権の運営はより厳しい局面を迎えている。
 
 一方で、民主党の公約であった「子ども手当」について、菅政権では自民党と公明党で実施していた「児童手当」を基本として、所得制限など検討しているものの、マニフェストを捨てて野党に擦り寄るばかりではなく、このままでは子ども手当の支給が滞る可能性もある事から、政権維持のために無責任な制度修正は許されるものではなく、バラマキと批判のあった子ども手当ではあるが、一度支給を決めた手当を政権の都合で身勝手に廃止や減額となれば、支給を心待ちにしている国民に対して責任を取るべきでもある。
 
 もっとも、児童手当を基本とした子ども手当法案の改正は、政権運営に必要な公明党の協力を取り付けるためとの報道が既になされており、本来は先に納得させるべき民主党議員すら一つにまとめられない菅政権のなりふりかまわぬ発言には、政権与党としての一貫性がみられない。
 
神奈川の松沢知事「決断した」 都知事選に立候補へ
 
 本日の報道では、東京都知事選挙に神奈川県の松沢知事が立候補を表明したとの報道があり、引退を表明した東京都石原都知事の後継含みと伝わっているが、神奈川県の現職知事が引退すると同時に、隣の東京都の知事に立候補するする事が、神奈川県民や東京都民には当り前とされるのか。
 
 政治音痴や時代遅れと言われ、批判の対象とされるのかもしれませんが、私には残される神奈川県民が納得できるとは思えず、こんな知事に自分たちの生活を託して満足していたとすれば残念でもあり、こんな知事に次を託さねばならぬ東京都民が哀れとしか思えません。
 
 マスコミに面白可笑しく報じられた愛知県の大村知事や、名古屋市の河村市長は、先の政治展望は別としても、郷土愛に基ずく地元出身の政治家であり、名古屋や愛知から全国に発信しようとしていることを誇りに思える一日となりました。
                                  3月1日の一言