昨日の報道であるが、東京電力福島第一原発の非常用発電機を地下に置く「米国式設計」をそのまま採用したため、今回の津波に襲われて完全に水につかり、被害が大きくなったことが関係者の証言でわかったと報じられている。
  
「地下に非常電源」米設計裏目に ハリケーン対策だった
 
 報道されるまで判らなかったが、私の住んでいる津島市や海部地域は海抜ゼロメートル地帯のため、災害を想定する場合には必ず水害が前提となり、災害時の避難所や非常用発電機については水に浸からない配慮が前提となります。
 
 旧通産省の元幹部の発言として、「米側の仕様書通りに造らないと安全を保証しないと言われ、言われるままに造った」と報じられているが、東電初の原発だった福島第一の1号機は「フル・ターン・キー」と呼ばれる契約で、技術的課題はゼネラル・エレクトリック(GE)など米国企業に丸投げだったと聞くと、広島や長崎で多くの日本人が原爆による核の被害で命を落とした反省は皆無で、こんなずさんな建設が行われていたと知ると、先祖伝来の土地に帰れず避難所に仮住まいとなった人々はもっと怒るべきだ。
 
 警察庁がまとめた東日本大震災(余震を含む)の死者は、12日現在で1万5421人となっている。死者の内訳は、宮城県9228人、岩手県4533人、福島県1595人など。避難場所は21都県、1372カ所に上る。
 
震災3カ月、各地で脱原発デモ 福島・新宿・フランス
 「もう一つの震災」自主避難ただ1人に 長野・栄村
 
 東日本大震災から3ヶ月が経過し、脱原発運動は福島県から全国各地に飛び火するとともに、NGOメンバーによって世界有数の原発大国フランス・パリや豪メルボルン、香港、台北などでもこの日、集会やデモがあったと報じられています。
 
 東日本大震災の約13時間後、約2時間の間に震度6の揺れに3度見舞われた長野県栄村で、復興が進んでいる。200棟が全半壊し、一時は約2200人の住民の8割が、役場や学校などへ避難したが、自主非難者が最後の1人になったとの報道もありますが、東日本大震災の陰に隠れて十分なる支援がなされているのかも気になるところです。
 
搬送先病院名を誤って指示 救急隊の到着遅れる 札幌 
 
 本日の最新ニュースでは、札幌市消防局の救急隊が、指令情報センターの誤った指示のため、患者を病院に収容するのに約10分遅れ、患者が搬送先の病院で死亡したと報じられ、収容の遅れと死亡との関連性などを調べているとあります。
 
 現場到着時に患者は既に心肺停止状態だったとあるが、1人の人命についても新聞記事となり、その後の検証まで責任を問われる日本において、原発設計時に誰一人として核の危険性を疑わず、米国企業に丸投げしていた事実にびっくりとする一日となりました。
                                   6月12日の一言