本日の新聞記事ですが、名古屋市の市営バスが昨年度に起きた物損事故について、サイドミラーが電柱に接触した場合、電柱に傷が無ければ電柱の所有者や警察に連絡しなかったとして、今後は縁石やガードレールに傷が無くとも警察に連絡すると発表した。
  
名古屋市バス、物損事故隠す 警察にも届けず
 
 記事によれば、 軽微な事故459件のうち2件が対象のようだが、そのうちの1件は、事故報告書の事故の相手方の情報を記載する欄にうその電話番号や氏名が書いてあったという事から大問題だが、果たして縁石に乗り上げて傷も無い事故を警察に報告しなければならないのか。
 
 1週間前に駐車違反の矛盾を記したが、軽微な事故においても相手に何も損害を与えていない自損事故まで届ける人はおらず、こんな自分の落ち度を自分から発表したのは、名古屋市交通局内の密告か個人的な恨みとしか思えない。
 
 一方で、最近の情報公開を求める市民やオンブズマンの追及が厳しい事から、こんな些細な事故についても公表するだけでなく、警察に届けざるをえなくなったのではないかとの指摘もあります。
 
 さて、バスに限らず、タクシーでも、乗せた乗客が車内で勝手に転倒してケガをすれば人身事故となり、事故を起した運転手は人身事故の責任を問われるばかりか、運転ができなくなり、歩くのがやっとの高齢者が自分で勝手に転んでも責任を問われれば運転手は堪りません。
 
 こんな時の警察官の応対も様々で、人身事故で救急車により病院に搬入されていても、ケガが軽微な場合には後日に人身事故にするか物損事故にするか当事者に委ねる警察官も存在すれば、有無を言わさず人身事故にする警察官も存在します。
 
 問題となるのは、明らかに自転車の一方的な飛び出しによる事故等で、車の横後部にぶつけられても、警察官が車の運転手を人身事故の加害者として処理するケースも存在し、裁判所に出向いて裁かれた人も存在する。
 
 こんな現実の矛盾が存在するなかで、道路の縁せきやコンクリートに乗り上げ、傷もつけていないのに警察に届ける人が存在するであろうか。もっとも、損害保険で車輌保険がかけてあり、自分の車の修理のために届ける人は別であるが…
 
 こんな些細な事まで、警察に届けて公表し、地方版とは言え一流新聞が記事にする世の中は陳腐で、厳しいはずの検査を潜り抜け、放射能に汚染された食材が流通し、一般人の口に入っても、流通させた張本人の責任まで問わないマスコミの対応にも矛盾を感じずにはおれません。
                                  8月27日の一言