熊本県警は27日、佐賀県基山町に大本山がある「中山身語正宗(なかやましんごしょうしゅう)」という宗教団体に属する、同県長洲町宮野にある教会内の「お滝場(たきば)」と呼ばれる修行部屋で、女子中学生に「除霊」と称する暴行を加えて死亡させたとして、僧侶と被害者の父親の2人をを傷害致死容疑で逮捕したと発表した。
「除霊」で中2娘死なす 傷害致死容疑、父と僧侶逮捕
記事や報道されている内容では、逮捕された僧侶は「除霊のための行為で暴行ではない」と容疑を否認し、被害者の父親は「除霊行為を受けており、それで死につながったとは理解できない」と供述しているという。
僧侶も被害者の父親も、娘である女子中学生を救いたい一心であったとは思われるが、修行部屋で、女子中学生(当時13)の両手、両足をベルトなどでいすに縛り付け、無理やり顔面に水を浴びせるなどの暴行を加え、窒息死させた行為は、除霊とは言え体罰や拷問としか思えない。
私自身も「滝行」には関心があり、経験者や関係者に聞いた事がありますが、危険を伴う事からいきなりは体験させてもらえないばかりか、御嶽山にある「清滝」の滝行では先達か経験者の指導が必要といわれました。
大人が希望しても簡単に経験できない「滝行」を、僧侶や父親が娘を無理やり縛り付けて窒息死させたことは、全国の人々に新興宗教の恐怖心を植え付けるニュースとなり、その教会の本山が真言宗の十八本山と並んで、真言宗系諸派として紹介されている現実から、末端寺院の犯罪行為とは言え、公正な調査と改善が必要と思います。
真言宗十八本山・真言宗系諸派リンク
私自身も科学や医学だけでは説明ができない事象や体験から、真言密教の奥義に大きな興味を持っていますが、科学や医学で説明できない現象は有り得ず、今回の被害者も最後は僧侶の妻が119番通報し、翌日に病院で亡くなっている現実から、僧侶そのものに「霊がとりついている」と判断する霊能力が無いインチキ宗教の可能性が高い。
はじめて耳にした「中山身語正宗」の名称に、非科学的なオカルト集団と思っていると、「大鹿さんが勧める真言宗の本山だよ」と知人に聞かされショックを受けましたが、科学的に証明できない「霊」や「憑依現象」などの存在を軽々しく口にする僧侶はまともではなく、最近の若者が心配となるような事件でもあります。
一方で、かつては「キチガイ」と言われ、世間で精神異常者と判断された人々が、現代社会では人権問題から治療も行われないままになっている例も多く、以前なら精神病院に隔離された人々が、強制的に治療できない事から地域に放置されている現実も改善が必要と思われます。
もっとも、被害者となった女子中学生は、小学校高学年から心身の病気を患い、病院で治療を受けていたことから、担当した医師の診察や説明の不備も見過ごす事はできず、治癒の難しい心身の病気だけに医学的検証も重要だ。
個人的にはショックを受ける事件となりました。
9月28日の一言








