九州電力玄海原子力発電所が立地する事から、佐賀県では県知事のやらせメール事件を筆頭にして、地元玄海町長の交際費問題など不祥事が繰り返し全国に発信され、1月末には伊万里市の交通安全指導員会長が酒気帯び運転で現行犯逮捕された報道もありました。
 
 このように責任ある人々の不祥事は佐賀県全体のイメージを低下させ、原発関連の不祥事は佐賀県の魅力や観光事業にも確実なダメージを与えていると思われますが、その佐賀県から久々に全国へ新鮮で先進的な話題が発信されてきました。
 
 佐賀県教委は、全36県立高校の全生徒にタブレット型端末を配布する方針を固め、13年度に県立高の全日制・定時制の新入生に配り、3年間で計約2万人の全在校生に行き渡らせる計画を発表しました。
 
全生徒にタブレット端末 佐賀県立高、13年度から 
 
 報道によれば、 購入費の一部を自己負担してもらうことも含め、配布方法を検討中とあるが、『端末導入後は、例えばテストで生徒が手元の端末画面に解答を入力、送信すると瞬時に自動採点され、集計、分析も簡単。教員の手間が省ける上、すぐに間違いの傾向などもわかり、授業が効率化できるという。電子黒板の導入も進め、生徒が端末画面に手書きした内容を映すこともできる』 と報じられているように、実現されればこれまでの学校の常識を払拭し、帰宅後の学習指導や生徒の悩み事相談などに始まり、体調不良時の在宅学習支援まで考えると、佐賀全県の実施だけに夢が広がります。
 
 実は、私の大学でも全ての学生にタブレット型端末が配布されていますが、大学が宣伝のように自慢していた施策を、佐賀県全体に普及させようとする佐賀県の試みは、いずれは全国の高校生の常識と化す可能性は高いものの、莫大な予算を必要とするだけに担当者の英断としてエールを送りたいものです。
 
 さて、私の小学校や中学時代には、宿題を忘れていく事が多く、教師には「忘れてきた」と申告するものの、現実には何もやっていない事が多く、大半は叱られて翌日持ってくるように言われますが、時には私のウソを見越して「今すぐに取ってこい」と言われた事もありました。
 
 こんな時は大変な事態となり、家に帰っても肝心な宿題がやってない事から、家まで全力で走ってから、慌てて宿題を仕上げる訳ですが、肝心な教科書が学校にありますから無茶苦茶大変な作業を終え、学校まで慌てて走った後に、何事もなかったように余裕で歩いてきたように装って提出するものの、身体中から汗を滴らせていますから教師にはバレバレだったのでしょうが…
 タブレット型端末の時代となれば、こんな旧式のウソや悪知恵は通用しません(笑)
 
 2日前の夜に中学校を訪れ、学校の玄関の正面にある時計の修理を打ち合わせてきましたが、私は中学生時代に遅刻の常習犯であった事から、学校の玄関を通らず校庭の裏や横から教室に直行していた事を教頭先生と話していました。
 
 学校の玄関から入って行くと、入り口で生徒指導の先生に遅刻した生徒は生徒手帳を没収され、生徒手帳を返してもらうため職員室に出向くと、教師に寄ってたかって小言を言われる事から、私は学校の校庭から教室に入ったり、いっその事大幅に遅刻して教室に入っていました。
 
 もっとも、今ではフェンスで学校が囲ってあり、昔のように校庭から簡単には入れませんし、遅刻の常習犯では高校進学の内申書が絶望的になりますから、生徒には勧められないものの、登校前の遅刻が教師から生徒に対する精神的圧迫(上下関係)となっている現実は義務教育として考慮してもらいたい問題です。今の私が中学生なら、「入れてやらん」と玄関に教員が仁王立ちしていれば帰ってきます。
 
                                    2月1日の一言