本日は愛知県の主催するボランティアコーディネーター養成講座のため、朝から夕方まで名古屋の一日となりましたが、こんな日に限って多くの電話が集中し、夜には書道教室があったものの、途中で電話があり、筆を持つ気分にもなれず、明日は繰り越した約束と仕事が夜まで続きます。
 
 「大鹿さん、四国遍路も安く行けるんですね」の一言が、帰宅後の私をびっくりとさせる事態に追い込みました。
 
 パソコンから「安い」と聞いた阪急交通社のバスツアーを検索し、確かに1回目の2980円は日帰りとはいえびっくりとする値段ですが、名古屋から日帰りで遍路ができるはずがなく、その日は3ケ寺だけで帰り、2回目は約8千円ほどが、7回目には6万1300円となり、全体では32万6360円から37万6860円の料金に膨らみ、満願に至るのに10ヵ月の歳月を要します。
 
 四国八十八ヶ所霊場会の先達の要件には、四国を何度も廻った経歴だけでなく、「金と時間と健康」が必須となっており、自由になる時間があり、余裕のある経済状況と同時に、健康なる身体でなければ務められないと記されています。
 
 いくらバスツアーと言えども安いはずがなく、最初の安さに惹かれて参加すると、白衣や金剛杖と納経帳など必要な備品が必要となり、一ケ寺300円の朱印も重なると小銭が飛んでいってしまいます。
 
 何も知らないほど恐ろしい事はなく、私が四国遍路を始めた10年前には、マイクロバスのレンタカーを借りて、2万円の会費で2泊3日を4回の巡拝(8万円)で満願と高野山まで巡拝していました。
 
 さすがにこんな会費では赤字が出て追加料金が必要になりますが、最近ではジャンボタクシーを使用して、同じ4回でも四国八十八ヶ所だけでなく別格20霊場も一緒に高野山まで巡拝し、毎回観光コースも併設し、名古屋から四国までの高速バス料金分と会費3万円(総額約17万円位)で巡拝しています。※ちなみにタクシーの営業ではなく、個人の趣味の会費制です。
 
 3千円を下回るバスのツアー料金の是非は論じませんが、安さから衝動的に参加しても、10回の日程全ての都合が合わないと、翌年に持ち越しとなり、誰も知らない人々の中で孤独な遍路となる事から、そのまま遍路を中断したままの人も多く、せめて気の合う知人を誘うか、ご夫婦での遍路を勧めたいものです。 
 
阪急交通社 四国遍路 名古屋発着
クラフツーリズム 四国遍路 名古屋発着
 
 さて、びっくりして汗が滝のように流れる事態はこの値段の事ではなく、私の四国遍路の「閻魔帳」とも言える巡拝の記録とメモ書きが紛失した事で、平成13年から書き込んで蓄積した資料が見当たらず、バスツアーとの比較ができません。
 
 「何処かに置いてあるから、そのうち出てくるわァ」の家内の一言は慰めにもならず、自分の過去が消えてしまったようで、筆を持ってのんびり書道どころではありません。
 しかし、探せば探すほど、書類や積んだ場所が変わってしまい、余計に判らなくなるばかりで、「自分の頭から絞り出せば…」と開き直ってみますが、失ったものは戻ってきません…
 
 本日の講座で講師の先生が、ネット情報の更新をこまめにしないと、誰も見なくなってしまうとの一言がありましたが、私の管理するHPはほとんどが更新されておらず、朝日旅行友の会の行き先リストも昨年から追加されていないため、自分の記録と資料としても不備を実感する夜となりました。
 
                                  8月21日の一言  
追伸
 少しずつでも更新したいと思います。