
読経中の西国巡礼者 第5番葛井寺で
昨日より西国三十三観音霊場の巡拝を始めましたが、四国遍路に比べれば余裕と思ってスタートしたものの、第2番の紀三井寺の長い階段で考えの甘さを実感し、4番の施福寺(せふくじ)の険しい900段を超える山(参)道を雨に打たれて上る時に、事前調査も何もせぬままの先導役の反省をする事ともなりました。
本日は、朝8時に宿泊した犬鳴山温泉紀泉閣を出発し、第3番粉河寺(こかわでら)に参拝し、三毛猫のタマ駅長のいる和歌山電鉄貴志川線を訪れ、私以外の7名は二タマ駅長のいる伊太祈曽駅から乗車し、私は徳光さんとテレビコマーシャルにも登場するタマ駅長のいる貴志駅で待ち受けました。

次に訪れた紀三井寺(金剛宝寺)は231段の急な石段を登りきった先に本堂があり、朝からの行楽気分も吹っ飛び、身体中が汗で水浴びをしたようになりました。
右に添付したのは、参道の途中にある「身代わり大師」で、奥に見えるのが大師堂ですが、四国と離れた地で鎮座される弘法大師像に祖父に会ったような感覚を実感させられました。
ここで行楽気分も払拭され、昼食は車中でコンビニ弁当として、次の4番施福寺に到着したのは2時近くなっていました。
「大鹿さん、杖はどうしましょう」
「無くても良いと思いますよ」
「カサはどうしましょう」
「菅傘で十分でしょう」
こんな無責任で、事前の下調べも無い発言で車を離れましたが、急な坂道を10分ほど登った先にあった参門に、「本堂まで30分」の案内板を発見し、カサどころか運動靴にも履き替えない革靴のままの自分を後悔するとともに、本日中に予定していた7番寺までの参拝は「絶対に無理」と確信することとなりました。 西国巡礼で参拝が厳しいのは、山道を1時間以上登っていく第11番上醍醐寺の印象しか残されておらず、気楽に構えていましたが、納経所で朱印帳を眺めると、前回に参拝した日時が平成14年10月と記されており、今から10年前は40代だった事を考えると、歳月の経過の速さと同時に、「また、そのうちに」なんて感覚は通用せず、次は簡単にはないことを実感する一日となりました。

ここの参道でも「弘法大師御剃髪所跡地」の石柱の残された「愛染堂」や、弘法大師の髪を納めた「髪堂」などが存在し、四国遍路よりも歴史があると言われる西国巡礼を観光気分でスタートさせた反省をする2日目となりました。
本日は第5番葛井寺(ふじいでら)まで巡拝し、西名阪から近畿自動車道を経由して帰路としましたが、途中の第2名神土山サービスエリアで夕食を摂って午後8時には自宅に到着する余裕の巡拝となりました。
次は来月の17日と18日に再開し、1泊2日を4回続けて年内に満願を目指しますが、明日にも大型台風の接近が予報されていることから、天候に恵まれて同行者の観光気分を満足させられたことを幸いと思う事としました。
9月29日の一言
追伸
帰宅した自宅には、相棒と娘が連れてきた孫が私の帰宅を待ち、本日は三男の誕生日のため賑やかな家族団欒の夜にもなりました。早く帰って良かった…








