
本日我家の庭の柿です
福島第一原発から200キロ以上も離れている青森県や長野県、静岡県で今秋、野生キノコから法定基準を超える放射性セシウムが検出されており、青森県十和田市のキノコからも基準値を超える放射性セシウムが検出され、国は出荷制限を指示し、県は市内で採れたナメコやクリタケなど全種類の野生キノコの販売を禁じたと朝日新聞は報じている。
野生キノコ、セシウムに泣く 10県で出荷制限
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青森市で採れたサクラシメジでも同月、基準値をわずかに超えた。県が出荷しないよう指示すると、同市産の野生キノコは店頭から一斉に消えた。
青森駅近くで八百屋を営み、キノコ研究家でもある手塚豊さん(61)は、野生キノコの扱い自体をやめた。「青森市外で採ったと言われたら、責任がとれない。秋の味覚を提供できないのは本当に残念」
山梨県では名物にも影響が及んでいる。ほうとう店「天下茶屋」(同県富士河口湖町)は、人気の野生キノコ入りをメニューから外した。キノコほうとうの季節は、秋の観光シーズンと重なる。男性店主(70)は「店にも痛手だけど、食べられずにがっかりする観光客をみるのもつらい」とこぼした。
■1年経ち、土に染みこんだ?
厚生労働省によると、昨年、野生キノコの出荷が制限されたのは福島県内だけだった。今年は基準値が1キロあたり500ベクレルから100ベクレルに下がった影響もあるが、福島県を含む東日本の10県93市町村に広がった(16日現在)。うち青森、埼玉、山梨、長野、静岡の5県は、野生キノコだけに出荷制限がかかっている。
セシウムの値も各地で昨年より高くなっている。国が要請した検査によると、今年の最大値は青森県が120ベクレル(昨年は60ベクレル)、長野県は2100ベクレル(同1320ベクレル)、栃木県は3千ベクレル(同134ベクレル)だ。
なぜ1年もたって、野生キノコだけ、このような影響が出てきたのか。
放射生態学が専門の村松康行・学習院大教授は「詳しいメカニズムは不明だが、菌類であるキノコは植物などに比べ、セシウムを取り込みやすい」と説明。今秋の方がセシウム濃度が上がっていることについては、「昨年は木の幹や葉についていた放射性物質が、雨に流され、キノコが菌糸を張る土壌中に染み込んだ可能性がある」と話す。
キノコは種類によって菌糸を張る深さや、セシウムの取り込みやすさが違うため、来年も一部のキノコで高い濃度が検出される可能性があり、「継続した調査が必要だ」とみる。
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野生キノコの放射性セシウム検査は現在、国が東日本17都県に要請している。種類の見分けが難しいため、同一県内で1種類でも基準値を超えた市町村が複数あると、当該市町村の全種類に出荷制限がかかる。山の除染が進まず、これまでに解除になった例はない。出荷制限を無視して販売すると、食品衛生法違反で回収措置がとられ、悪質な場合は200万円以下の罰金または2年以下の懲役刑となる。
国会の衆議院が解散し、来月には選挙が行なわれますが、一度の原発事故によって、昨年よりもセシウムの被害が大きくなり、しかも被害が拡大している現実がありながら、「脱原発」と「減原発」を否定する政党や候補者が存在するのには驚かされます。
被災から一年半が経過し、除染を進めて被災地に戻る話題があり、放射性物質の存在があまり騒がれなくなり、被災地での農産物の安全を訴える発信がある中で、野生のキノコによって、昨年よりも被害が拡大している事実は重要です。
人間によって、蓄積した土地や建物の放射線物質を除染しても、汚染物質が無くなるわけではなく、水によって流された汚染物質は足元の土中に蓄積され、川に流されていくだけで、被災地の数値は減ったとしても、汚染物質が広範囲に散っている現実を野生の植物から訴えられているようにも思えます。
11月19日の一言








