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 本日は我家の畑に2つだけ実っていたミカンを収穫しましたが、2年前に植えた初生りのため「どうせ美味しくない」と言っていたわりには、「美味い」の一言しか見当たらない美味で、来年からの実りが楽しみです。
 
 15日に東京都町田市で起こった、祖父が9才の孫を絞め殺して心中を図った事件の原因と、殺害した状況についてが新聞に記されてきました。
 
最期に叫んだ「おじいちゃん」 東京・町田の女児殺害
記事の続き…
 どんど焼きに行った次の日の朝、7時のニュースが始まったころ、孫の眠る2階寝室へ行った。仰向けの顔に布団をかぶせ、馬乗りになって布団の上から首を絞めた。
 「だれ?」。目を覚ました孫はそう言って足をばたつかせ、「かみさまっ」と叫んだ。
 「後ですぐに行くからな」。念じながら絞め続けた。孫はもがき、手をほどこうとした。「おじいちゃん」。いつも一緒に眠る自分を呼んで助けを求めたが、それを最後に動かなくなった――。
 嘉行容疑者は風呂場で手首を切ったが死にきれず、帰宅した次男(35)の通報で駆けつけた警察官の前で首をつろうとしたが、殺人容疑で逮捕された。
 青森で生まれ、20年ほど前に離婚した後、中学生だった次男とともに関東に出てきた。
 次男を一人で育てつつ、パン工場などで働いた。次男が結婚し、優花さんが生まれた9年前、後に事件現場となる町田市の一軒家に引っ越してきた。
 次男夫婦、3人の孫との6人暮らし。目立って「おじいちゃん子」だったのが優花さんだ。
 近くに住む主婦(71)は「放課後の学童保育のお迎えの時間、優花ちゃんは『おじいちゃんが来た』と駆け寄っていた。手をつなぎ、いつもにこにこしていた」。通っていた小学校の校長も「元気で成績がよく、宿題もきちんとしてくる。安定した家庭ととらえていた」と話す。
 しかし、嘉行容疑者の心の中は違ったようだ。
 昨年12月に次男夫婦は離婚。次男、優花さんとの3人暮らしになった。営んでいた印刷業は採算が取れなくなり同じころやめた。年金保険料の納付期間を満たしていなかったため年金も受給できない。
 車のローンに月十数万円の家賃、生活費……。「次男の勤めの収入だけでは足りず、貯金も底をついた。もう生きていけない。そう思ったが、かわいい優花をひとりぼっちにできない。だから連れて行こうとした」。無理心中を図った動機についての供述だ。
 「どこか吹っ切れたような表情に見えた。ただ、自分が死にきれなかったことについては後悔していた」。逮捕後の様子について、捜査関係者は言う。
 どんど焼きのときには心中を決意していた。嘉行容疑者はそうも供述している。
 そのどんど焼きの広場で優花さんは、嘉行容疑者のそばを離れなかった。棒に刺した団子を火であぶり、うれしそうにほおばる姿を近くの住民は覚えている。
 
 「生活が苦しく、孫の首を絞めて殺した」と、逮捕直後に供述しているが、66才になる祖父の人生は暗く、20年前に離婚して中学生の次男を連れて関東へ出てきたが、結婚した次男夫婦と3人の孫の幸せな家庭が、次男が一ヶ月前に離婚したことで振り出しに戻ってしまった。
 
 20年前と違うのは、自分の力では何ともできない年齢になっており、年金も受給できない環境と、車のローンや家賃から、次男の収入では生活ができないと、孫とともに無理心中を図ったようだ。
 
 新聞報道では詳細が判らないものの、20年前に離婚した妻と長男も苦しい生活を送っていると思われ、次男と離婚した妻も2人の子供を抱えていることから、離婚が苦しい家庭を生んでいるという現実です。
 
 一方で、何ともならない家庭を救うために生活保護法があり、最悪の事態を回避すべき制度が機能していない現実と、死のうとした祖父に相談する意思があったかどうかも気になるところである。
 
 私より少し年長にはなるが、老後は年金しか頼るものがなく、子供が失敗しても救ってやれない環境は身につつまされるものがあり、同様の事件が再発しないように真剣な検証が必要に思うと同時に、連日記してきた人の命について、自殺や殺人が繰り返されぬ社会を構築していきたいものです。
 
                                      1月19日の一言