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最近の涸沢・あまりの綺麗さに晴山雨読記さん↓↓から勝手な引用です
 
 「お父さん、明日は何時に出発するの?」
 「9時でどうだ」
 「9時いー?」
 「なんで?」
 「涸沢まで行きたいんだけど…」
 
 涸沢の紅葉が最盛期を迎えているとのテレビや新聞報道を読んだ家内の一言ですが、涸沢までは河童橋から約6時間程度かかることから、行くなら今晩から出発して明日の早朝から歩く必要があり、家内は前夜からの旅立ちは反対しておいて、一瞬の景色のために身体を酷使するのは私には苦痛となります。
 
 明日からの3連休は、早くから上高地に行くことと決めていましたが、「お父さん一人で行ってきたら」と言っていたものが、私の健康診断で再検査が必要となり、「もしかしたら、来年は無いかも…」との縁起でもない冗談から家内が同行することとなり、気分もすっきりしない私が2日間に日程を減らすとともに、夜行で出発する気力も喪失していたことから、のんびりしたい旅立ちに、家内の身勝手な思いが腹立たしくなりました。
 
 一人なら、小梨平にテントを持ち込みたいとは思っていたものの、「涸沢にテントを張ったら」との家内の安易な一言は、10月末まで上高地に滞在する予定だった千葉県の渡辺画伯が、9月はじめの小梨平で携帯ガスボンベを3本使ってもテントの夜は寒くて震えていたとの上高地の寒さを安易に考えています。
 
 涸沢カールは標高約2300メートルあり、上高地より約800メートル高く、単純に考えても我家よりも14度程度温度が低い計算となりますから、よほど寒さに対する対策を考えて行程を考えないと風邪をひきに行く事になりかねません。
 
 本当は夜行で出発して、3日間の行程を考えておりましたが、前日からの続きとなるものの、ガン検診で再検査に至っていることは、平常心ではおられるはずもなく、3連休でなかったら上高地の前に病院に通院したい心境で、静かな静寂を求めて走る上高地には、結果(善し悪し)を確定してから行きたいものです。
 
 「万が一」との冗談とも思えぬ同行も、気力が減退した一人よりもと歓迎はするものの、自分本位の希望を訴える家内に、「涸沢に行きたいなら一人で行ってこいよ」と、行く気をそぐ厳しい一言が…
 
 さて、そんな顛末の夜に我家には雨が降りだし、明日の天気も怪しくなってきましたが、上高地の紅葉シーズンはこれからですので、機会があれば是非とも行ってもらいたいと思います。
 「上高地は高いから」と、宿泊代の高さを強調する人もありますが、人が言うほど高くはありませんし、私のお薦めする小梨平には格安のケビンも存在し、上高地で一日でも長い滞在によって、人の雑踏とはかけ離れた無音で時間が停止したままの自然環境を体感してみたいものです。
 
 
  上高地の清々しい凛とした空気で、身体中の空気を入れ替えるべく、「阿息観」の一日にしたい本音と、「もしかしたら、今年最後の上高地」になる可能性も考えると、こだわりのある焼岳の登山途中にある樹木を見ておきたい気持ちと、家内の心情も交錯し…
 
                                     10月11日の一言