
四国・善通寺前で売られている堅パン
先週に津島市の名物となっている堅いことで有名な「あかだ」と「くつわ」を紹介しましたが、2日前に訪れた四国善通寺の門前で売られている「堅パン」も、「あかだ」や「くつわ」に負けない堅さが売り物で、名前のとおり堅くて私の歯では嚙み切れません。

善通寺の西側にある御影堂の門前にお店があり、店の周辺はまるで大正時代にもどったような錯覚をおこします。
創業1896年(明治29)の老舗で、日清戦争の頃、大阪の菓子店松前堂の大番頭を務めていた初代:熊岡和市氏が、軍用食の開発に携わることになり、日持ちがして腹持ちもよいものという軍の要望で作ったのが堅パン。
堅パンとは読んでそのままですが、石パンとかお遍路さんの「保存食」とも言われているようです。
ちなみに、添付したパン(と言うりも堅い煎餅)を食べ忘れた事があり、一年ほどしてから口にしたことがありますが、水分が抜けて固められているためか、カビも見られず食べても違和感はありませんでした。

2日前に訪れた際には、時間が4時半頃になっていたことから、品切れになっている菓子も多く、津島名物の「あかだ」や「くつわ」のような土産物ではなく、地元の人たちが日常的に口にするお菓子であることが実感させられました。
堅パンの名前と保存食と聞くと、乾パンのイメージがわきますが、実際にはパンと言うよりも石のように固い煎餅ですね。
値段も庶民的で、100グラム150円とか1枚30円など買い続けても経済的負担は感じられません。
さて、2日間の歩き遍路では、別格18番から遍路道で山越えし、第71番から79番まで巡拝し、73番出釈迦寺では奥の院の捨身ヶ嶽禅定まで我拝師山を登りました。
昨日の午後には雨が降りだし、最後の天皇寺に到着したものの、楽しみとしていた八十場名物トコロテンの清水屋さんが定休日となっているなど、思わぬハプニングにも見舞われましたが、予定通りに日程が消化できました。
本日の朝にバスで帰宅したことが、ずいぶんと過去の出来事のように思われる夜を向かえ、明日からも忙しい日々の日常が続いていきます。
11月18日の一言
行 程
◎15日(金)11時10分 名古屋名鉄バスターミナル発丸亀行き
一日目 16日(土)
…香川県丸亀駅午前7時10分…JR丸亀駅…JR海岸寺駅…別格18番海岸寺…71番・弥谷寺…72番・曼荼羅寺…73番出釈迦寺…奥の院・拾身ケ嶽禅定…74番・甲山寺…75番・善通寺…宿泊 宿坊いろは会館
二日目 17日(日)
善通寺…76番・金倉寺…77番・道隆寺…78番・郷照寺…79番天皇寺…JR八十場駅…JR宇多津駅…四国健康村(温泉・夕食・大衆演劇鑑賞)…タクシー…JR丸亀駅 丸亀 17日(日)午後9時30分発車…名古屋到着・18日(月)午前6時10分








