「参院国家安全保障特別委員会の中川雅治委員長(自民党)は5日、特定秘密保護法案の採決を強行し、自民、公明両党の賛成多数で可決された。政府・与党は今国会の会期末の6日までに参院本会議で可決、成立させる方針」と、本日の朝日新聞が報じていますが、事前に開いた公聴会では全員が反対し、学者や文化人だけでなく、映画界の吉永小百合さんからも反対の声があがる中を、国会で十分な審議をせぬままに強行する安倍政権や、自民党議員には何を言っても無駄なのかもしれません。
秘密保護法案、参院委で強行可決 参院本会議へ
戦時下最大の言論弾圧事件とされる「横浜事件」の関係者は、「あの時代の再来になる。過去に学ぶべきだ」と語り、24年にわたる再審裁判の結果、2010年に実質「無罪」となった事件を思い起こされるような特定秘密保護法が現世で制定されていくのは不気味だ。
猪瀬都知事、陳謝も説明2分 所信表明で資金問題 自民会派は反発
徳洲会グループから5千万円を受け取っていた東京都の猪瀬都知事は、本日開催された都議会の所信表明で「都民にご迷惑をかけ、心からおわびする」と挨拶したと報じられていますが、徳洲会を捜査中の特捜部がこのまま放置するとは思えず、適当なゴマカシではなく、事実の確認と政治責任としての自覚も急務です。
素人の私が言うべきことでもありませんが、5千万円の借金の目的がはっきりとしておらないものの、選挙間際に行なわれていたことは政治資金規正法に関わる可能性が高く、自筆でサインした借用書の存在も、徳洲会グループの中で交わされた物であれば、徳洲会グループの中にも借用書の写しが存在しなければならず、もはや言い逃れはできないと思われます。
徳洲会、県議ら買収の疑い 現金配布リストを特捜部押収
徳洲会マネー、97国会議員に 献金・融資1282万円
さて、その徳洲会グループから資金提供を受けた政治家は、徳田氏の選挙区の県議だけでなく、山田元農水相をはじめ97人の国会議員と報じられており、徳田毅氏の資金管理団体「徳田毅政経研究会」は、石破茂・党幹事長の資金管理団体から12万円分、田村憲久厚生労働相の政治団体から2万円分のパーティー券を購入しており、この際は徹底的な解明と糾弾が必要に思われます。
十分な議論と国会審議をしないまま強行する特定秘密保護法案の採決や、湯水のように流通する政治資金を見ると、高い支持率でスタートした安倍政権の陰りを感ずるとともに、住民運動をテロ集団と同一視する石破茂幹事長の存在によって、自民党も馬脚を表したとしか思えません。
9月に訪れた上高地や、10月から11月に続いた遍路の話題がにぎわしていたこのブログですが、最近は忙しさと腹立たしい報道によって、殺伐としてきた感がありますので、話題を一変させたいと思いながら書き終わるのは日が変わっていました。
12月5日の一言








