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上げ馬神事が行なわれる三重県の多度大社の参道前です 
 
 本日は午後になって突然に思い立つ事があり、三重県の東員町まで走ることになりました。
 
 「今から、三重県まで行かないか?」
 「何故、突然に?」
 「行こうと思うんだ」
 「他の日ではダメなの?」
 
 特別に用事があるわけではなく、約束がしてあったわけではありませんが、どうでも良いような行動は思い立った時でしか行動できない事から、時計は午後2時半になっていましたが、地元の「大須ういろう」を購入して車を走らせました。
 
 東員町を目指した理由は、大学の同級生と会うのが目的で、私自身が大学生活の途中で起業して、卒業式も途中で退席しており、卒業証書についても仲間が届けてくれたような学生だったため、仲間と呼べる友人も少ないため、訪ねた相手も卒業以来会ったことがありません。
 
 3年前にも訪れたものの留守で、本日も留守でしたが、しっかりとした表札と車など生活感があるためポストに名刺とメッセージを残し、この家から5分の距離にある、私の父親ら3人の子供を残して家出した、私の祖父の在所に立ち寄りました。
 
 私の祖父は三重県から養子に来ており、3人の子供をもうけたものの、交通事故で私の祖母にあたる妻を亡くし、義母と子供を抱えた生活に耐えられず、無情にも子供を残して家出しており、大祖母は60歳を過ぎてから野菜や花を行商して歩き、叔父にいたっては3才でお寺に小僧として出されたため、叔父や叔母たちから憎まれたまま、昭和36年に亡くなりました。
 
 3年前に初めて訪れた際に、私の車と同じ18番ナンバーの車があり、当主の息子さんは私の親族と同業の企業に勤め、親族の葬儀に参列していただけでなく、親族の営んでいた会社の後継への引継ぎも担当していたとの話に、知らないとはいえ目に見えない奇縁を感じずにはおれませんでした。
 
 昨年末に亡くなった名古屋の叔父の葬儀に訪れた際に、当主の息子さんが勤める会社の社長さんが、叔父の次男で私の従兄弟とは幼馴染の同級生と判り、何も知らないままに生活していることにびっくりさせられました。
 
 数年前までまったく無縁であった三重県ですが、縁切りとなっていた祖父の在所だけでなく、ここから5分で同級生の家があり、ここから10分のいなべ市に家内の姉の嫁ぎ先もあることから、当地域も私にとっては身近と思える場所になりました。
 
 さて、添付した写真は、白馬伝説の残される多度大社で、階段の左側では毎年「上げ馬神事」が行なわれる場所ですが、会ったこともない祖父も見ていたと思うと、本日訪れた東員町の丘や神社も祖父が眺めた景色も共有しているように思って帰途につきました。
                                   3月9日の一言