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今年最後に落ちた杏(アンズ)の実です
 
 今年3月に開花したアンズの実がすべて落下しました。我が家にはアンズの木が2本あり、事務所前の木は早く実りますが、事務所裏の木は一週間ほど結実が遅く、実は大きくそのまま食べられます。表面の匂いは桃と変わりませんが、味は甘酸っぱくて大量には食べられません。
 
 さて、一週間に2軒のお宅で葬式があり、一軒は曹洞宗のお宅で、本日は浄土真宗のお宅でしたが、唱えられるお経が違うのは当然ですが、その作法もそれぞれ違うものの、浄土真宗だけが説明されることで、自分の宗派の作法を知らないままに行っていることすら知られておりません。
 
 宗派の方針なんでしょうが、私の住む地域では、葬儀の始まる前に浄土真宗だけの作法が、僧侶や葬儀場から説明されるため、他の宗派の人々までがそれが正しい作法と思ってしまいます。
 
ご焼香の作法 葬儀会館ティア http://www.tear.co.jp/guide/manner/shoko.html
 
 「焼香は抹香(まっこう)を持ってそのまま焼香台に1回だけ置いて下さい」と、浄土真宗の作法を聞かされ、それが正しい作法と思っている人が多く、我が家の宗派である浄土宗では、押しいただいて(つまんだ抹香を額の高さまでかかげること)1回から3回の焼香が作法となり、私が帰依する真言宗は、おしいただいて故人の冥福を祈りながら、香にくべるという動作を3回行うのが作法となっています。
 
 浄土真宗の門徒のなかには、過去の慣例やしきたりにこだわらず、焼香も簡素化されてきたと話す人がありますが、ご焼香は、お仏前に芳香を捧げることによって、深くうやまいつつしむ心を捧げるという意味があり、香りで邪気を祓い、心身を清める意味もありますから、何でも良いわけではなく、自分の宗派の作法を知り、大切にしたいものです。
 
 さて、意外なことは、焼香に限らず、数珠の持ち方とか線香の立て方など、自分の家の宗派の作法が理解されておらず、多くの人々がそのままに他界していることで、心を病む現代人が多い現実を考えると、もっとお寺の僧侶が信者の生存中に活躍して欲しいと思う一日ともなりました。
 
                                    6月20日の一言