
本日は早朝の会報配布から一日が始まり、町内の私より一年先輩になる方の葬儀に参列してから仕事がスタートしました。
とりあえず、3月1日に発行予定の神守中学校同窓会報の原稿依頼に走る予定でしたが,その前に市民の方からの相談が続き、思うように仕事が進捗せず、修理に出してあった携帯電話を受け取りに走ると、今度は受付の順番待ちの時間が「90分」と掲示してありました。
元NHK記者の末期がん闘病記 「死」までの1年つづる
本日の新聞記事に、末期がんを宣告された元NHK記者が、亡くなるまで約1年間にわたって書き綴った「どーもの休日」が出版されたとの報道を見つけ、筆者の65歳という年齢と、22年前に同じ年齢でガンにより他界した私の父親の最後が思い浮かんできました。
遺稿 さようなら
すい臓がんの末期患者になってから始めたこのブログもいよいよ最終回である。
本音を言えば、せめて70歳までは、せめて子供が結婚するまでは生きていたかった。その意味では誠に残念・無念である。
しかし運命には逆らえない。あの世にもいろいろ事情があるのだろう。そう思って少しは明るい気分で逝くことにしたい。両親や祖父母、友人、すでに逝った職場の先輩なども彼岸にはたくさんいる事である。この世の報告をしてあの世のことを教えてもらおうと思う。
末期がん患者になって心配したのはウツになり人生の晩年を暗い気持ちで送ることであった。振り返ってみると幸いなことに極端なウツ症状はなく比較的穏やかな精神で生活が送れたのではないか。そう思っている。
ブログ、下手な油絵、カラオケ、食べることへの執着などの生きる目標がそれぞれ役割を果たしてくれた。もちろん家族やブログを見てくれる多くの人が精神的な支えになってくれたのも大きな要因である。と言っても平常心で淡々とした心境で最後の時を迎えたという訳でもない。常に頭の片隅に間もなく死ぬという思いがありプレッシャーとなった。何かやるたびに無力感・絶望感も漂った。
立派に生きていくのは難しいものだが、立派に死ぬのもなかなか難しいもの。
若い頃から無常観について惹かれて関心があったのも少しは悟りに役立ったかもしれない。
これまでの人生。たくさんの人のお世話になった。迷惑をかけた事もたくさんあった。それでも楽しく人生を送ることが出来たのは縁を結んだ数多くの人の好意があったからである。
本当にありがとうございました。皆様のご多幸を祈念しております。さようなら。
本音を言えば、せめて70歳までは、せめて子供が結婚するまでは生きていたかった。その意味では誠に残念・無念である。
しかし運命には逆らえない。あの世にもいろいろ事情があるのだろう。そう思って少しは明るい気分で逝くことにしたい。両親や祖父母、友人、すでに逝った職場の先輩なども彼岸にはたくさんいる事である。この世の報告をしてあの世のことを教えてもらおうと思う。
末期がん患者になって心配したのはウツになり人生の晩年を暗い気持ちで送ることであった。振り返ってみると幸いなことに極端なウツ症状はなく比較的穏やかな精神で生活が送れたのではないか。そう思っている。
ブログ、下手な油絵、カラオケ、食べることへの執着などの生きる目標がそれぞれ役割を果たしてくれた。もちろん家族やブログを見てくれる多くの人が精神的な支えになってくれたのも大きな要因である。と言っても平常心で淡々とした心境で最後の時を迎えたという訳でもない。常に頭の片隅に間もなく死ぬという思いがありプレッシャーとなった。何かやるたびに無力感・絶望感も漂った。
立派に生きていくのは難しいものだが、立派に死ぬのもなかなか難しいもの。
若い頃から無常観について惹かれて関心があったのも少しは悟りに役立ったかもしれない。
これまでの人生。たくさんの人のお世話になった。迷惑をかけた事もたくさんあった。それでも楽しく人生を送ることが出来たのは縁を結んだ数多くの人の好意があったからである。
本当にありがとうございました。皆様のご多幸を祈念しております。さようなら。
上記の遺稿は、生前に故人が死去した際に送信するよう言われていたものだそうで、ご家族が発信された遺稿ですが、「当ブログは同じすい臓がんで苦しむ人のお役に立ちたいという故人の意思でしばらくの間はこのまま掲載させていただきます」のとご家族の配慮で、ブログを読み直すことにより我々の励ましともなります。
今から22年前には、人々が自分の体験をネットで発信できる「ブログ文化」は存在せず、インターネットさえ普及していなかったため、父親の胃ガンが肝臓に転移した末期がんと診断されてから、ガンに関係する雑誌や書物を集め、結果的には何も効果が無かった「水」や、高額となる「健康食品」を取り寄せたり大変な半年間の闘病と看病の日々となりました。
この半年間に集めた資料については、現在では時代遅れの医療レベルとなっていますが、当時では最前線の資料になっていたと思われ、私の書庫に眠らせたままとなりましたが、公表できる機会があれば参考にはなったと思われます。
さて、現実には親しくなったブログの運営者がガンを発症し、闘病日記が始まったものの、治療の厳しさと体調の限界をブログ記事から実感しつつ、投稿の発信間隔が広がり、記事の投稿が途絶えてそのままになっていても、ご本人の安否どころか名前も顔も判らず、中には亡くなられたために廃止されたブログには、二度と見ることができない寂しさと悲しみが払拭されません。
本の内容紹介
定年退職後、第二の人生に思いを馳せていたさなか、突然、余命6カ月のがん告知を受けた著者が、暗中模索の闘病生活をつづった人気ブログ「どーもの休日」を書籍化。「限られた時間を精一杯生きた記録。こんな生き方ができるだろうか」池上彰氏推薦!
どーもの休日
●元NHK記者と家族の〈末期がん闘病記〉
著者: 近藤彰
本体価格: \1,500(税別) サイズ: 四六判並製 310頁 発行年月: 2014年10月刊
●元NHK記者と家族の〈末期がん闘病記〉
著者: 近藤彰
本体価格: \1,500(税別) サイズ: 四六判並製 310頁 発行年月: 2014年10月刊
本日の葬式では、故人は私より一年先輩で、満年齢は62歳であるものの、「行年64歳」と読み上げあげられ、病気もなくまったく突然の訃報だったことから、我が身にも起こりうる現実と、22年前に「余命1ヵ月、早ければ1週間」と宣告された父親の人生も重ね合わせながら、このブログをご覧下さった方々とは情報を共有し、是非とも情報不足にならないことと、ブログによる生きがいで長寿を果たしたい心境となる一日となりました。
本日の体重 71、5キロ 徒歩数 約1万5千歩
2月4日の一言








