
新年早々の朝日新聞の紙面に、真言宗の総本山高野山金剛峯寺と、名古屋市昭和区にある別格本山、八事山興正寺(やごとさんこうしょうじ)の揉め事と対立が記事となり、参拝客が二つの本堂をめぐって混乱する様子が記されています。
2年ほど前から高野山と八事山興正寺は対立しており、昨年11月末に寺の真向かいに、総本山は本堂としてプレハブの「興正寺連絡寺務所」を建て、本山の執行部トップが訪れて落慶法要が行われています。
二つの本堂、初詣客ら困惑 総本山と前住職の対立続く寺
プレハブ本堂で高野山総本山が法要 罷免の前住職に対抗
東海地区では唯一の五重塔が立つ八事山興正寺の前に、プレハブの本堂を建てて参拝客を呼び込もうとする総本山の行為も異常ですが、本山から罷免された前住職が居座る本堂も参拝する人々のご利益があるとは思えません。
総本山側から寺の建物や書類などの引き渡しを求めて5月に提訴されて裁判所で係争中との話ですが、元々が寺の敷地の土地売買の利益を廻る本山と興正寺の争いは、とてもお寺の話題とは思えぬ生臭く見苦しいものがあります。
高野山や四国遍路を通じて、真言密教や弘法大師に心酔する信者にとっては耳にしたくない事件で、十善戒の教えに反するどころか、弘法大師にも聞かせたくないばかりか、当地方の仏教関係者にも醜聞でしかありません。
八事山興正寺に関する私の過去の一言
2014/12/7(日) 選挙の合間に八事山興正寺へ
2013/10/3(木) 知多半島から八事山興正寺へ
2013/2/7(木) 葬儀作法が判らない見習い僧侶に送られた心境は
私が「阿息観」の指導を受けている地元のお寺の副住職も、ご住職の代から八事山興正寺に勤めておられることから、中身の判らない憶測で記すことはできませんが、私が過去に記した一言にも、「僧侶の資格を持たないハローワークで募集して採用した見習い僧侶を、信者の通夜に1人で派遣していた」との新聞報道に関する記載が残されていました。
当時の新聞報道でも、平成18年頃から僧侶の不当解雇や、不正経理による訴えと、葬儀会社との結託のウワサなどが次々と新聞記事にされており、ハローワークで募集した見習い僧侶が、通夜や納骨の作法も知らずに派遣されていた事案は、派遣された遺族を冒涜する行為で、この頃には高野山金剛峯寺の執行部も八事山興正寺をかばって弁護していたものの、双方が司法の場で争い、二つの本堂を建てて信者を迷わす現状は最悪の事態になっていると思われます。
このことは、四国遍路や高野山に参拝する私に対しても、「高野山と八事はどうなっているの」との声になって伝わり、「そんなお寺に行ってご利益があるの」と言われたこともありました。真面目な気持で四国を歩くお遍路さんや、真面目に修行して信者と関わる僧侶の存在を考えると残念でなりませんね。
本日の体重 72、1キロ 徒歩数 2545歩 間食が止まりません
1月5日の一言








