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 ホームレス画伯こと、千葉県旭市の渡辺勝夫さんの上高地が本日よりスタートしました。
 河童橋のたもとで上高地を描き続けて57年。今では上高地の名物画伯となり、テレビでも紹介されるようになった渡辺さんのテント生活が本日始まり、私も引っ越し作業のお手伝いをしました。これもボランティアです。

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小梨平食堂裏側から半年振りに家財道具をリヤカーへ

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穂高を背にワイルドだろう?

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小梨平を引っ越し中です 昔を思い起こします

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何とかそれらしくなりました

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意気投合した富士宮市の女性と一服です

 長いお付き合いとなりましたが、テント設営に関わったのは初めてで、本日に上高地入りすると聞いていたため、昨日から来ていた上高地パークボランティア終了後に引っ越し作業へ立ち会いました。

 本日から閉山間際の10月末まで、この場所が画伯の居場所となり、千葉県の自宅よりも長く生活するわけですが、初めて出会った当初はオジサンだった画伯も、今では完全なるオジイサンに様変わりしており、健康が創作活動の源となります。

 例年の上高地なら、ゴールデンウィークでも猛吹雪ありますが、今年は雪が少なく、本日も夏と変わらないような温かさで、設営したテント内は汗ばむような環境が、画伯の引っ越し作業を後押ししてくれました。

 ただし、昨晩も激しい雨が降り、私が帰路に釜トンネルを越え、安房トンネルを越えた時の飛騨側は今にも雨が降りそうな雰囲気で、ここで半年も生活する画伯の上高地好きは尋常ではありません。このテントは「世界の交差点」とも記されていますが、日本人だけでなく、外国からの観光客も「ワンダフル」と叫び、新たな出会いも演出されていきます。