26年 アンケートの集計
返信されてきた手紙総数 897通 そのうち連絡先記名70通
津島市内1万9千5百世帯(ほぼ全域)へ用紙配布
11月10日現在
アンケートを集計した会報を配布中です。
現在は会報に発表した結果だけしか記してありません。
市内の半数以上に配布した時点より、残り分を一項目ずつ結果を発表していく予定です。
市政に関する質問
◎市長の任期途中の辞任について
・残念に思う 人 ・無責任だ 人
・辞めて当然だ 人 ・関心がない ・その他
◎ 伊藤市長の評価について
・良くがんばった 人 ・普通 人 ・悪かった 人
・関心がない 人 ・その他
◎ 市議会の対応も市長辞任の理由になっていると思いますか
・思う 人 ・思わない 人 ・市長の個人的責任
・判らない 人 ・その他
◎津島市議会の議会中継(ケーブルテレビ)を見たことは?
・ある 433人 ・ない 431人 ・無回答 32人
◎議会だよりを読んだことがありますか?
・ある 614人 ・ない 235人 ・無回答 47人
◎議会報告会が年1回開催されていることを知っていますか?
・知っている 347人 ・知らない 484人 ・無回答 60人
◎市役所の窓口対応について
・大変良い 48人 ・良くなった 186人 ・普通 463人
・大変良い 48人 ・良くなった 186人 ・普通 463人
・分からない 67人 ・悪い 99人 ・無回答 37人
※窓口対応が悪いとの意見
○××課に行くと○○課へ行って下さい。○○課に行くと△△課へ行って下さいとたらい廻し。
○道路の補修を何回もお願いに行っても町内会長を通してとのことでしたので通したのに、今後との話がありましたが、いまだにそのまま所々でこぼこで…
○敬語を使う職員が少ない。態度も悪いし市民をなめている。それは、叱られる事もなく、減給もなく、解雇されることもないから、窓口に来た市民に怒られても顔色一つ変えることもない。市役所の苦情を受け入れる機関を設けてほしい。
※過去に4回のアンケート調査を行いましたが、市役所の窓口対応は確実に向上していると思われるものの、悪いと応えた人々には職員の解らない事への対応や、他の部署との連携が悪いと思われる事例が多く記されていました。良くなった意見も寄せられていますが、ここには改善を求めるため悪い具体事例を紹介しました。
市民病院についての質問
◎市民病院にかかった事はありますか
・ある 人 ・ない 人
◎ ある人に質問です
・現在通院している 人 ・通院したことがある 人
・入院したことがある 人 ・無回答 人
◎市民病院にかかった事のある人に質問です。
※かかった印象は?
・良かった 172人 ・普通 364人 ・多少不満 156人
・最悪だった 97人 ・無回答 36人
※現在通院している方への質問です?
・満足 107人 ・普通 116人 ・不満 52人
・無回答 85人
◎市民病院を利用しない人に質問です。利用しないのは
・信頼できない 人 ・自宅との距離がある 人
・交通が不便 人 ・診療科目がない 人 ・その他
・無回答 人
◎市民病院に毎年10億円を超える税金が補助されている事について
・知らなかった 482人 ・知っていた 180人
・仕方がない 116人 ・絶対に反対 116人 ・無回答 44人
◎これからも毎年10億円以上の税金(津島市民の5億円以上の税金)を補助することについては?
・絶対に反対 166人 ・減らすべきだ 383人
・仕方がない 210人 ・補助すべきだ 69人 ・無回答 85人
◎このまま市民病院の赤字経営が続くことについては?
・税金を入れても津島市で続けるべきだ 205人
・民営化を考えるべきだ 420人 ・その他 152人 ・無回答 120人
※津島市で続けるべきとの意見
○民営になった時の危険を考える。民営化になったら、医師への謝礼が発生する悪循環が出るのではないかと思う。
○いざと言う時、病院とか消防署はなくてはならない。市民が容認できる範囲(1人千円程度)の赤字ならやむをえないと思います。
○民営化は大反対。責任のなすり合いでは良いものは生まれない。
※民営化を考えるべきとの意見
○民間の病院なら倒産です。議員も動くべき。議員にも責任あり。
○高価な医療機器(サイバーナイフ)の購入は税金の無駄遣いと思われる。
○毎年10億円の赤字とは驚きです。市もこれ以上借金を増やさぬ様に民営化を考えるべきです。利用する側にとっては、市営であっても民営であってもどちらでもよいから名医(腕の良いドクター)である事を一番希望します。
○一度も市民病院を利用しない市民の税金も使って、赤字が増え続けるのは大問題。本当に必要なら診療所で良い。これ以上税金を使うな。
※無回答の人の意見
○どうしてそんな経営になったか、外部からの手が入ったのに何故改善されなかったのか知りたい。 ○私ども自営の場合は即倒産です、もっと考えるべきです。
○市民のための医療は、どこかを減らすよりも合理化する方法で考えるべきではないか。
※紹介した意見は、連絡先の記名のあった手紙を優先して引用しています
生活全般についての質問です
◎家計における公共料金の割合は?
・高い 534人 ・普通 258人 ・安い 5人 ・無回答 102人
◎税金が高いと感じますか
◎税金が高いと感じますか
・高いと思う 639人 ・普通と思う 112人
・高いと感じない 10人 ・無回答 140人
※ 高いと感じるのは何ですか
・市民税 456人 ・健康保険 381人 ・固定資産税 353人
・国民年金 142人 ・自動車税 175人 ・介護保険 21人
・その他 22人 ・無回答 167人
◎ 津島市の巡回バスを利用した事がありますか
・ある 210人 ・ない 586人 ・無回答 101人
◎今後の巡回バスのあり方について
・絶対に必要 200人 ・今後は必要 287人
・廃止すべきだ 169人 ・その他 99人 ・無回答 143人
◎ 生活する中で不便を感じる事はありますか
・買い物 150人 ・病院 151人 ・交通の便 248人
・公共施設 165人 その他 31人 ・無し 70人
・無回答 318人
◎ 生活する中で心配になる事はありませんか
何ですが ・道路、歩道等 139人 ・川、用水等 132人
・犯罪 168人 ・病気 295人 ・老後の生活 460人
・その他 56人 ・無し 45人 ・ある 8人
・無回答 120人
◎ 津島市に必要と思われる事は
・企業誘致 502人 ・大型店の誘致 294人
・福祉施設 201人 ・スポーツ施設 105人
・文化施設 74人 ・その他 65人 ・無回答 139人
※津島市政に希望する具体的意見です
○個人情報の徹底管理、本人もしくは一部の親族しか知り得ない戸籍上の情報が、職員から近所の人へ伝わっていたことが判明した。 ○災害に対してもっと真剣に取り組んでほしい。
○年金生活でも普通に暮らしていける住み良い市にして欲しい。
○市街化調整区域の見直しによる市民増を図る。○ヨシヅヤ以外の大型店の誘致。
○名古屋へのアクセスを良くすること、企業誘致・福祉施設等まちおこしで活性化して欲しい。
○生活保護の受給者をもっと見直して、本当に困っている人に生活の保護を。
○条例を変えてでも、職員の数と市会議員を減らせ。
○津島市は税金が高い評判である。歳入だけ厳しく、歳出は親方日の丸ではだめだ。
アンケート結果から ここからは大鹿の私見です
市民病院のアンケートについては、私の「民営化」への個人的意図が質問の背景にあるとの批判もありましたが、大半の市民が毎年10億円以上の税金を繰り入れた上での赤字の脱却が目標にされていたことを知らず、津島市民が直接支払った市民税だけでも5億円を超えている現実を考えると、詳しい情報を市民に提供して、市民の意見を集約する必要があると思います。そういう意味でこのアンケート調査と結果は重要と考えます。
個人的には、救急部門や深夜の時間外診療もあるため、最小限の赤字は仕方がないと思いますが、5億円という市民の税金を毎年投入し続けることは、他都市と比較して市民サービスの低さや格差を解消できないことから、繰入金投入が削減できなければ民営化も検討すべきと思います。
津島市には多くの開業医があり、大学病院と太いパイプのある医師も多く、自分が信頼できる「かかりつけ医」をつくり、病気にならないことが重要で、休日診療所や平日夜11時30分まで診察されている海部地区急病診療所(市内莪原町)を利用できることがあまり認識されていません。
生活全般についてのアンケートでは、限られた年金で生活する高齢者にとって、税金や公共料金の支払いが4年前のアンケート調査時と比較して確実に負担増になっており、生活に占める割合が増えている現実から、他の市町とのサービス格差を実感する市民が多いことが集計から読み取れます。
生活面では子供医療費の無料化拡大が市政の主題にされてきましたが、今後は高齢者の生活実態の把握と、どんな心配事も相談できる窓口を設置していく必要を感じます。
大鹿一八への意見について
好意的な意見もいただきましたが、厳しいご批判やご指摘も多くありました。
○議会での質問では何も実現も実行もできないのではないか。
私は議員になってから、すべての議会で質問に立ってきましたが、質問が結果につながらない反省はあるものの、名鉄津島駅構内のバリアフリートイレ設置や、図書館の月曜日開館など、質問した結果は確実に具現化されてきました。
○行動が見えてこない。顔が見えない。
以前は会報「津島の風」を毎議会後に配布していたものの、市内全域には配布できず、「選挙のための宣伝」との批判もありました。平成16年2月よりホームページ「津島の新しい風」を設置し、以来一日も欠かさず毎日の一言を記してきました。
市民活動として、平成19年からNPO法人「ひとまち生活ネット津島」を設立し、高齢者や障がい者の在宅支援として、安価な料金で病院や買い物に同行するボランティアの「福祉有償運送」の認可と、福祉タクシーの認可を運輸局より受けており、必要とされる人々に同行しています。必要な方は気軽にお問い合わせくだされば幸いです。
○身近な存在として相談にのって欲しい。
事務所は議員になってから毎日午後10時まで電気をつけて開けています。気軽に電話して下さい。