お祓い直前の事務所 19日
6月に接骨院を開業する三男のため、昨日は神職にある御嶽教の先達さんに事務所と、事務所横にある樹木のお祓いをお願いしました。事務所のある1階の3室は全て施術室になるため、私の書庫や机など備品一式を2階に移動させる仕事が必要になり、私が植えて大きくなった木々を低く伐採することも求められています。
知らない人から見ると「オカルト」のようなイメージですが、正面の壁には「弘法大師」のポスターと、四国霊場会の「先達証」に善通寺管長の「色紙」だけでなく、遍路道具の菅笠や金剛杖があるためで、左は個人的な趣味である「上高地」の暖簾と、「拓道在志」の額は海部元総理に頂いた書です。
この中では、海部元総理の書のみがそのまま残りますが、この壁には23年間生業とした朝日新聞社のカレンダーとともに、趣味の上高地と四国遍路、政治の一端がそのまま残されてきました。これも、しばらくで終焉を迎えます。
ショーンさん、声震わせラジオで謝罪 経歴問題で休業
社会面で大きな話題となっているショーン川上氏の経歴詐称事件ですが、人が成功して表舞台に立つと必ず汚点を探す週刊誌の体質にはうんざりするものの、自分の過去の経歴と学歴を偽って長期間にわたってマスコミに登場していたことに驚きが隠せません。
当初は表現上の記載間違い程度に思っていましたが、「ニューヨーク市でアイルランド-アメリカ系日本人の父と日本人の母の間に生まれ、11歳の時に日本に渡り、高校卒業まで日本で過ごした」という経歴は、生まれてから高校卒業まで日本で生活していたと判り、学歴が全くの嘘で、大学にも入学していなかったとの報道には、休業する前に本人が正確に説明する必要を感じます。
今回の事件について同情的な論評が多いものの、学歴が無くとも頑張っている人々の存在を考えると、経歴を詐称して語った発言や、嘘の経歴の上に記した著作物などは人をだました詐欺事件でしかありません。
私自身は学生時代に起業して寝るために通った三流大学の体験があり、東京の有名大学に仕送りを続けた長男と、一年で大学を勝手に退学してしまった次男を回顧し、大学に進学せず接骨院開業で我家を支えていく三男を対比させると、学歴を詐称して売り出した川上氏の人生に寂しさを感じさせられました。
本日の体重 72、1キロ 徒歩数 6110歩 間食あり
3月20日の一言