大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

小梨平

上高地のクマ対策を聞くことができ

最近のクマ目撃情報

小梨平キャンプ場へ

3年前の8月にクマによる人的事故のあった場所

クマ対策の現場を取材中

排水路も改善されていました

テントに食料を置かないための食料保管庫

説明役は環境省野生動物専門官の香取さん

取材者は近藤幸夫さん 山岳ジャーナリスト

キャンプ場受付前のゴミ箱も鉄製へ

私の知らないことばかりが耳に入ってきます

クマは絶対に開けられません

日曜日(18日)の写真です。

  2020年8月9日の一言



三年前の8月に上高地の小梨平キャンプ場でクマによる人的被害が起こり、小梨平キャンプ場周辺のササが刈り取られ景色も一変してしまいました。

三年前の事故についても、元々は県外へ出てはならない外出自粛中の東京都の女性がテントに匂いがする食料を持ち込んでいたことが原因で、これまでクマの人的被害の無かった上高地はこれによりキャンプ場は休止となりました。

日曜日は偶然にも取材を受ける野生動物香取専門官と出合い、取材する記者が元朝日新聞社の山岳専門記者だったことから、ずうずうしくも同行させてもらいました。

三年前の事故当日も現場近くにおり、事故後の対応も見てきたわけですが、外から見ただけでは判らないキャンプ場内で改善された対策を細かく聞くことができ、クマの生息地である上高地へ人が入っていくという現実を改めて実感させられました。

もっとも、上高地で半年間テントを張ってきたホームレス画伯こと渡辺さんは、一度もクマの脅威を感じないままに生活しており、適切な行動によってクマの被害に遭わない対応が重要です。

現実には三年前の事故によって、それまでのように家族とテントを張って楽しむ気分にはなれませんが、人の居ない離れた場所へ一人だけでテントを張っている人を見ると、クマの被害を起こさないため観光客への啓蒙の重要性を実感させられる同行となりました。

大胆に刈り取られたササ原によって、小梨平の風景は変わってしまいましたが、キャンプ場で実施されていた細かいクマ対策を聞くことができ安心感も実感させられました。

上高地 小梨平から明神、岳沢湿原へ

明神館前から見える明神岳 

 小梨平

 キャンプ場

 明神のニホンザル

親子ザル 

まるで「ジブリ」の世界です


 明神橋を渡る 猿

奥穂高神社 入口 

 ニリンソウ


少し早い開花

 岳沢湿原へ


 遠方の焼岳

六百山 


河童橋へ戻ってきました 

 小梨平のニホンザル

親子ザル 

5月4日の写真です。

 6日間ボランティアのために滞在したゴールデンウィークの上高地で、唯一紹介して来なかった明神方面と岳沢湿原の写真を添付しました。

大正池から河童橋まで(約1時間)歩く観光客は多いものの、明神まで歩く人は更に1時間(往復2時間)歩くことから、日帰りツアーの高齢者には大変な旅程となり、魅力ある環境を楽しむ余裕すら ありません。

上高地は大正池から河童橋、 そして小梨平から明神池まで全てに魅力ある環境となりますが、明神からさらに 徳沢まで足を伸ばすと、自然そのものの環境とともに居場所とするニホンザルの行動にも変化が見られます。

今年は一気に 暖かくなり、すでにニリンソウが咲いていますが、天候に恵まれ過ごしやすい環境下で時間を忘れてニホンザルを眺めていたいと思う 上高地 滞在となりました。

上高地 今年のホームレス画伯

10月22日の渡辺画伯


 今年4月から上高地の小梨平に滞在し、河童橋のたもとで油絵を描き続けてきた渡辺画伯もついに千葉県の自宅へ戻って行かれました。


9月に寒くなるから帰ると語っていた渡辺画伯でしたが、「来年の事は来れるかどうか分からないから」と、今年はついに10月末まで上高地に滞在しました。


83歳という年齢から最近は毎年「来年は分からない」が口癖となっているものの、半年間一度も病院に行くことなく仲間に誘われれば明神まで歩いて行ける健脚には驚きです。


キャンプ場の仲間と明神へ

10月18日

TさんのFacebookから拝借


今年9月13日の記事 信濃毎日新聞

昭和25年 初めて上高地へ行った高校生の画伯

当時の風景


 9月に信濃毎日新聞に掲載されていた画伯ですが、最近は毎年新聞やテレビに紹介される上高地の有名人となっています。

 詳細は下記をご覧ください




9月11日

渡辺画伯のテント生活もクマ騒動によってこの年が最後となりました。

2017年05月28日

2014年08月21日

2010年09月05日

 ホームレス画伯は私の命名で、私の Yahoo ブログで発信を続けるうちに海外にも伝わり、海外からも画伯に会うため上高地を訪れる観光客が存在するようになりました。

私自身は昭和49年に初めて上高地を訪れましたが、画伯は私が生まれる前の昭和25年の高校時代に上高地を訪れてからの上高地ファンの大先輩となります。

来年も元気で再会できることを願っています。

秋の上高地を明神まで歩いて

小梨平の中川


黄門カラ松






明神岳




徳沢方面との分岐点

明神館

小梨(ズミ)の実




明神橋




社務所


穂高神社奥宮

木陰から見える明神池


嘉門次レリーフ

嘉門次小屋



小梨平へ戻ってきました
先週土曜日の写真です。

6月末に膠原病と診断され、主治医から上高地行きはドクターストップがかかっていましたが、「これ以上上高地を引き止めるとストレスになるから」と、ストレスが膠原病を悪化させるため8月から一日五千歩程度として上高地が解禁となりました。

ただし、4日前の土曜日は河童橋から明神池まで往復し、その後小梨平から田代橋まで梓川の両岸を歩いたため、歩数は一日に2万歩以上を歩いていました。

もちろん身体のダメージはありますが、自分の好きな居場所へ行きたいという好奇心が勝り、重い足を引きずりながら歩いてしまいました。

何と言ってもあと20日で上高地は閉山となってしまうため、自宅で体を休めて来週も、そして最終日となる閉山式にも上高地を目指したいと思っています。

ここからは本日の写真です。


 本日は民生委員の仕事として、歳末助け合い運動の赤い羽根募金のため担当地域の対象企業をまわりました。


 昨年入手した種から育てたキバナコスモスの花が咲きました。


この花は私が上高地で調査対象として担当しているセンダングサの花です。街中の空き地や道路に群生し、繁殖力が強くタネだけでなく茎からも発根するため、侵入を見過ごすと根絶は難しくなります。

秋の小梨平と清水川

本日の上高地 五千尺ホテルライブカメラ

穂高岳が雪をかぶっています

夕方の河童橋 雨が降っています
本日の上高地ライブカメラです。

 五千尺ホテルの河童橋ライブカメラを見ていると、午前中は穂高連峰が雲に隠れていましたが、午後になって雲が晴れると穂高連峰に雪がかぶっていました。

本日は日本の各地で最低気温を記録したと報道されましたが、上高地も冬の環境に入りこれからは日に日に寒くなっていくのでしょう。

ここからは先週土曜日の写真です

明神方面(右)との分岐点

上高地ビジターセンターと六百山

梓川左岸堤とカラマツ

カラマツと穂高連峰

梓川と焼岳

小梨平キャンプ場

22日(土)のテントです

小梨平から見える穂高連峰

まだ雪はありません

小梨平の中川

梓川左岸道(明神方面)から見る小梨平

小梨平の住人 渡辺画伯


三日前には小梨平に多くのテントが張られていましたが、北アルプスの山々に雪が降ってからの上高地は冬の環境となり、冬用のテントと装備が必要となります。

上高地を描いて60年の渡辺画伯も、3年前まではテント生活のため寒さによって9月には千葉県へ帰っていましたが、現在はケビン生活のため今年は4月から10月まで半年間もキャンパスを立てました。

ここからは清水川です

流れの先は梓川

清水橋の下流

清水橋

一年中変わらぬ水草と景色

豊富な水量です

綺麗な水です


河口から100メートル


河口から150メートル

川幅が狭くなります

笹で覆われてきました

帝国ホテルの取水ポンプ

清水川の源流付近です

小梨平でゴミ拾いです


清水川は 一年を通して6°Cから7°Cの水温のため冬でも凍らず、毎秒1トンの水量がありますが、梓川と合流する河口から三百メートル上流へ歩いて行くと川そのものが無くなります。

東京から上高地を訪れた観光客から、「帝国ホテルの水が飲みたくて上高地に来る」と聞いたこともありますが、帝国ホテルだけでなく上高地の施設は全てこの清水川の水が飲料水として使われています。

わずか300メートルしかない清水川ですが、汚れのない大量の湧き水が六百山から湧き出しており、夏でも清水橋周辺は涼しく冬になっても凍りません。

今春の小梨平と清水川

添付した春から夏の清水橋周辺の写真を比較すると、一年中同じ環境にあることがよくわかりますが、厳冬期の冬でも変わらぬ環境がここにはあります。

 上高地の閉山まであと21日となりましたが、針葉樹で唯一落葉するカラマツの落葉がこれから始まり、落葉したカラマツの柔らかい絨毯の上を歩くと、清々しい木の香りが身体をリフレッシュさせてくれます。

上高地 小梨平と清水川

22年04月23日

清水川 清水橋から

 ビジターセンター

 小梨平食堂小梨平食堂

ここからは22年5月13日の写真です

 清水川

 清水川 清水橋から

バイガモ

 マガモ

 清水川の水は上高地の施設の多くで飲み水として利用されています。清水川は全長300メートルしかないものの、毎秒約1トン の湧き水が流れています。

 清水橋から川沿いに進むと300メートルで川がなくなりますが、清水川はほとんど汚れることもないため安心して飲むことができます。

水温は一年を通して6°cから7°cで、夏は涼しく真冬の極寒の中でも凍りません。

 梓川堰堤から穂高を見る

 小梨平から見る焼岳

小梨平食堂 額縁の窓

ここからは8月13日の写真です

ビジターセンター前

 小梨平キャンプ場 ケビン

 小梨平野営場

 クマ情報

 小梨平を流れる中川の中川橋

 穂高連峰

 焼岳

 ここからは20年10月18日の写真です

小梨平のカラマツ林

 梓川と穂高連峰

ここからは21年11月14日の写真です

小梨平キャンプ場

穂高連邦

ケショウヤナギ


ここからは20年11月7日の写真です

清水橋

ビジターセンター


22年8月13日

20年11月7日

21日11月14日



 最近はボランティアの福祉有償運送と福祉タクシーを利用される患者さんを連日医療機関まで送迎しています。

添付した写真は私の愛車となるキャラバンのジャンボタクシーですが、運輸局の認可を受けた当初は動機が不純で、マイカー規制で自家用車が入れない上高地へタクシーは自由に出入りできることを目論んでいました。

そんなこともあって上高地は人より多く訪れることができ、多くの知人や友人、そして環境省のパークボランティアに登録されたことで多くの仲間が出来ました。

もう少し上高地のお役に立ちたいと思っています。

上高地のホームレス画伯から変身した渡辺画伯

22年8月14日


今から十数年前の話となりますが、上高地の河童橋の横にキャンパスを立て、小梨平のキャンプ場にテントを張って油絵を描き続ける渡辺さんを、勝手にホームレス画伯と命名して私のYahooブログ「本日の一言」で紹介しました。

こんなささやかな一言が海外まで発信され、上高地の画伯を訪ねて来る外国人も存在するようになり、テレビや新聞でも紹介されるような上高地の人気者になりました。そして日本国内だけでなく海外からも上高地の画伯宛に手紙が届くようになりました。

ホームレス画伯、我ながら見事なネーミングと思っていましたが、2年前の熊騒動によってキャンプ場のケビンが渡辺さんの胃場所となり、ホームレスとは言い難い優雅な環境になりました。

ここからは21年10月9日の写真です。

いらっしゃい

 最高の環境

悠々自適の生活です

21年10月9日 上高地の人気者・名物画伯です


 出会った頃の渡辺さんです。

2012年 8月 29日


2014年 4 月23日

大鹿一八「本日の一言」 : 上高地の名物画伯から連絡が入り… (livedoor.blog)


始めて出会った当時の渡辺画伯は、私より身長も高くスタイルも良いまるで兄気分のような存在でした。


かっこ良いでしょう!!

そんな画伯も80歳をゆうに超え、私自身も年金生活者になり、今年からは病気と隣り合わせの環境下にあることを考えると、こんな環境が一年でも長く続くことを願うばかりです。

20年8月22日 8月10日から小梨平ケビンへ


21年 10月 9日の映像です




 こんなこともありました。

2013年 4月27日


上高地の素晴らしい環境の反面で自然環境の厳しさは、大きな自然災害をもたらし、画伯のテント生活は厳しい環境下にもありました。

そんな環境下で60年以上に渡り油絵を描き続けてきたのは、画伯にとって上高地が生きがいであり大好きであることでしかありません。

最後のテント生活の日 20年8月9日


2年前に起こった上高地で熊が人を襲う事件は、マスコミにより大きく報道されるばかりではなく、ホームレス画伯をテントからケビンに住む優雅な生活に変化させました。


20年9月26日

画伯と私

今月13日
塚原さんと画伯


塚原さんはプロの撮影家で、上高地や北アルプスの見事な映像を撮影し続けておられます。


それぞれ上高地を愛する人たちが声を掛け合い集まる拠点が、世界の交差点ホームレス画伯のテントでもありました。


知人からホームレスではないんじゃないの一言がありここに書き記しました。

上高地の3日間が終わって

本日午前8時19分の上高地 穂高・河童橋・梓川

河童橋

対岸へ

環境省活動ステーション 入り口

石楠花

ステーション玄関

ガイド研修会へ移動中

ビジターセンターに集合

小梨の説明

清水川の水温測定中 6,2度

講師の説明を聞くメンバー

清水川のマガモ


小梨平の梓川堰堤へ

講師から穂高の説明を聞くメンバー

さて、何の説明かな?

ケショウヤナギの説明です

実際に観察します

メンバーの解説です

座学の休憩中

小梨平のカラマツ

私が大好きな居場所

本日の写真です。

オマケの写真です

昨日の午後7時26分の焼岳


 本日はパークボランティアを対象とするガイド研修会が開催されました。

 環境省活動ステーションに松本大学の中澤朋代先生を講師にむかえ、ガイドの基礎知識についての座学と、ビジターセンターから小梨平でフィールド実習が行われました。

 コロナ禍で3年ほどガイドから遠ざかっており、かつて使用していた虎の巻を片手に、講師やボランティアの先輩の話に耳を傾け、知識として知っていても相手に聞いてもらえる案内と、引率時の安全管理など自分の欠点を実感する一日ともなりました。
 
ギャラリー
  • ようこそ 大鹿一八の納経所へ
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  • 令和6年 上高地開山式の様子です
  • 三重県桑名市大福田寺の聖天祭へ
  • 毎年恒例となった我家のアンズジャム作りへ
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  • 本日もボランティアの一日となって
  • 我家のきゅうりとプランターのイチゴです
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