大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

政界

猪瀬辞任に「自業自得」と道路公団関連元社員が

 「徳洲会グループから5千万円を受け取った問題が発覚していた、東京都の猪瀬直樹知事(67)が辞職を表明した。
 5千万円の借金についての説明が不足していると言うよりも、選挙に臨む立場の前に、副知事の立場で医療法人や国会議員から5千万円もの大金を受け取ったこと自体が問題で、「政治知らぬアマチュアだった」の発言も、一般市民やアマチュアであれば考えない行為と判っていないことに驚かされる。
 
猪瀬氏「俺が俺がの人」 知人ら嘆き節「昔と別人」
記事の続き…
イメージ 1 ともに五輪招致活動にあたったスポーツライターの玉木正之さん(61)は、昨年の知事選時に選挙カーで応援演説した。「五輪招致を後押ししたかったが、猪瀬氏個人を応援したようになってしまい、後悔している。都民に謝りたい」
 「色々政策ができる人」と思っていた。しかし、いよいよ本格的に五輪の準備に入るという段階で、自ら不祥事を招き、大きな障害になっている。「知事に当選した後の尊大な態度と、冷や汗を流す今の姿は不思議に落差を感じない。むしろ、人間が小さいという点で重なる」
 信州大卒の同窓生、佐藤綾子・日大教授(パフォーマンス学)は、ベストセラー「ミカドの肖像」の出版前で、無名だった頃の猪瀬氏を覚えている。真面目な努力家という印象だった。「副知事になって以降、自信過剰だ。最近の姿は駆け出し作家の頃とは百八十度、まるで別人。今が本当の彼なら、昔の姿は演じていただけだったのかもしれない」と話す。
 今の姿を「演技をしてうそをついているようには見えないが、怒りを通り越して、不思議ですらある」と話す。「自ら辞めるか、辞めさせられるか。選択肢は二つだけ。どちらがいいかは子どもでも分かる」
 
 日本道路公団が4社に分割民営化された以前には、厳しい論客として体制批判を繰り返していたが、都議会で5千万円の出所を問われた姿にその面影はなく、権力を追求する立場から権力の座に座って人格が一変したとは思えず、元々が「張子の虎」だったのでしょう。
 
俺は猪瀬にやられたの一言  2009年6月の一言
 
 私の同級生に、「猪瀬にやられた」と公団民営化を訴えた猪瀬氏を心から恨んでいる人物があり、東京都の副知事になった際も、都知事になった際にも「あんな奴が」と、恨み節を聞かされてきました。
 
 彼は高校卒業後に道路公団の関連会社に就職し、若い時は次々と転勤を繰り返し、自宅から遠く離れた勤務地で母親の訃報を聞き、気がついた時には父親も他界し、両親の眠る先祖代々の墓と仏壇を守るため希望を出して愛知県に戻ってきました。
 
 道路公団の分割民営化は、猪瀬氏らの厳しい公団批判によって実現し、知人はこの時に遠隔地への転勤を命じられ、自宅と先祖の仏壇を守るため拒否し、リストラ要員のリストに入れられ早期退職を選択しました。
 
 失業保険で一年間を食いつなぎ、割増された退職金を切り崩しながら8年間が経過し、今年6月に還暦を迎え、来年から支給される年金を心待ちにしながら、小遣い程度しかならないボランティア生活を送っています。
 
 猪瀬氏は信念に基づいて発言していたと思いますが、その発言によってリストラされた人々の痛みが理解されていたとは思えず、企業や組織の存続も大切ですが、それ以上にその企業や組織に関係する人間が一番重要であり、猪瀬氏の発言や主張で多くの社員や家族が泣いていた現実も自覚すべきと思われます。
 
 知人にとっては「自業自得」の結果であり、私は「明日は我が身」の心境ともなりますが、猪瀬氏には人に対する思いやりが不足していたとも思われ、「お・も・て・な・し」の心が存在したのかも気になるところです、
 
                                 12月19日の一言

国会議員より真面目な防災ボランティア

イメージ 1
 
 本日は今月5日(来週の日曜日)に予定されている海部地方総合防災訓練のための予行演習にあたる勉強会(上の写真)が海部総合庁舎で行われ、帰宅は夕方になった事から、知人から理不尽な国会運営について耳にしても『浦島太郎』状態の午後となりました。
 
菅政権の朝日新聞ニュース一覧  http://www.asahi.com/special/minshu/
不信任決議案 反対多数で否決 http://blogs.yahoo.co.jp/aki_setura2003/27930591.html
 
 国内の被災地だけでなく、海外のメディアにも日本の国会運営に疑問の声があがっていますが、圧倒的大差で否決された内閣不信任決議案を提出した自民党は勿論ですが、本日の朝まで不信任案に賛成すると発言していた鳩山前首相をはじめ民主党国会議員の不可解な行動は、国民に大きな政治不信と失望を残したと思われます。
 
 一方で、決議案が可決された場合には、内閣の総辞職ではなく、衆議院の解散に討って出ると発言していた菅首相は勿論だが、日本の歴史上に残る大震災の復興を目標としている時期に不信任案を提出した野党と、政権の主導権争いしか考えない与党も、日本の現実が見えていないとしか思えず、政治の目標とすべき大局が共有されていないことは明らかでもある。
 
 それにしても、鳩山前首相の不可解な行動や、言動不一致は首相を辞めても改まっておらず、内閣不信任案に賛成発言から一転して反対し、否決後の夜になって菅首相と辞任する時期の約束が違うと「騙された」との発言までしている。
 
 戦後の永きに渡って築き上げた日米同盟の信頼関係を低下させ、尖閣諸島の国境線では中国の独断先行を許し、沖縄県民をはじめ国民への公約を見事に裏切り、政界からの引退を宣言した鳩山首相であったが、自身の引退を撤回したばかりか、今回の政局においても当日朝にマスコミに発言した舌も乾かぬうちに、菅首相と裏取引に走って政局に大きく関わっている。
 
 
 今回の国会運営によって、菅首相も指導力を低下させ、自民党も政権与党には成り代われぬ無策ぶりを曝け出し、与党民主党の次期後継者も存在しない事が国民に認識されたのではないか。
 
 本日私が参加していた防災の勉強会には、仕事を引退した高齢者ばかりではあるが、災害時には人の役にたちたいと思っている防災ボランティアコーディネーターばかりで、一円の得にもならないボランティア活動に、真剣に議論を戦わせ、訓練に参加する奉仕的精神に溢れていた。国会議員に見せたいと思うとともに、本日の記者会見で、「弘法大師との約束を果たしていない…」と、四国遍路を口にした菅首相の動向にも注目してみたい。
                                  6月2日の一言

同じ由紀夫さんでも首相の発言は国益を損なう

 
 沖縄の米軍基地問題は昨年登場した民主党鳩山首相の発言によって、米国との信頼関係を悪化させ、沖縄県民に期待を持たせただけで自民党政権時より後退させ、県民の意思を無視して米国との合意を優先させる最悪のシナリオとなりつつある。
 
 鳩山首相が日本の防衛や米軍の持つ防衛上の抑止力を勉強中(こんな事は首相として許せませんが)に、広大な領土を持ちながらも中国の日中境界線への感心は高く、日米の不協和音に乗じて沖縄近海へ潜水艦や艦船を繰り出し一触即発の報が伝わってくる。
 
 私も以前に尖閣諸島や沖縄近海での中国の動きを憂慮する一言を記してきましたが、鳩山首相が全国知事会で東京都の石原知事から尖閣諸島について問われ、「日本と中国の当事者同士でしっかりと議論して、結論を見いだしてもらいたい」とのびっくり発言が飛び出しました。
 
 「馬鹿」とか「腹を切って死ぬべき」の一言は、地方議員のブログやメールの炎上を招きかねませんので記しませんが、日本固有の領土である尖閣諸島について、近年自国の領有を主張しはじめた中国と話し合ってきめるなどとの発言は、〇〇の一言や「腹を…」の記載しか思い浮かびません。
 
 無益な選挙公約や公約違反は勿論だが、不勉強というより〇〇な発言によって、沖縄県民だけでなく日本国民の利益を損なう鳩山首相については即刻退陣すべきと思うが、このままでは他国に占有されてしまった竹島や北方領土の解決には程遠く、日本の将来を憂いて自らの主張に腹を切った三島由紀夫さんも浮かばれない。同じ由紀夫さんだが、鳩山さんの言葉は軽率で、主張と命を引き換えにした三島さんを見習いたい。
 
 さて、昨日から明日までの3日間、三男は紀伊半島熊野の自転車レースに出かけていますが、家内がついて行かなかった事から結果が判らず、「どうなっているのかなァ」の一言を繰り返しています。
 
 もっとも、昨日に車で連れまわした孫の体調が不調で、本日は娘と一緒に病院に出向く事となり、息子の心配から孫の心配と変化していくのも自然の流れで、私も自分の楽しみにも視線を移したい心境でいっぱいです。
                                 5月29日の一言

今や嫌悪感から怒りとなって

 不満や批判を通り越して、いまや怒りすら覚えるようになった民主党鳩山政権であるが、書き続けると政治的な意図やかつての自民党のシンパのように思われる事から、私はあくまで無所属・無党派の地方議員である事を記しておきたい。

 民主党政権が誕生して8ヵ月ほど経過したが、鳩山首相や小沢幹事長の献金による秘書の逮捕を筆頭にして議員周辺の不祥事にも反省する姿勢も見せない横暴な体制と、自ら反省すべき案件については「過去の自民党の後遺症」とかわし、多様な意見も封印する執行部の体質に違和感より嫌悪感を感じてきた。

 しかし、民主党のマニフェストによって、私自身の生活面では健康保険を筆頭に増税となり、今まで利用してきた高速道路料金の値上げなど、高校の授業料免除や子供手当てなど大幅に税金が投入されていく中で、完全に身銭を搾り取られる立場にある不満から批判を続けてきた。

 ここまでは、あくまでも個人的な感情や損得勘定で記してきたが、最近では国民の圧倒的支持で進められた郵政民営化の一方的見直しや、米軍基地の移転問題については沖縄県民を混乱させ、地元への説明もないまま鹿児島県徳之島へ移転を発表するなど民意とは程遠い政権と確信させられた。

 民主党政権の体質への不快感からスタートし、自分自身の家計に悪影響する事から不満となり、国民の民意に反する独善的な政治スタイルに反対する立場となり、最近ではこのまま民主党が政権を維する事が、外交面からも国益を損なう事から反対勢力に位置するようになりました。

 今回の核安全保障サミットに関連して、米ワシントン・ポスト紙は、鳩山首相を評して、「最大の敗者」とまで言い切っただけでなく、鳩山首相に対して「loopy」という単語を使って記事が書かれていた。

 鳩山首相によって初めて耳にした「loopy」という単語であるが、国内の新聞報道でも「頭が変な」「いかれた」という意味と報道されているが、英和辞典によると「変わった; 狂った」と「混乱した,ばかな」と記されていた。

 こんな屈辱意的な記事まで記されて帰国した鳩山首相の心中は図りかねるが、こんな情けない首相を支える要職にある国会議員も惨めで、首相自ら5月末と期日を示した米軍基地の移設先については、我々素人考えでも民意に反して強制執行でもしない限り絶望的である。

 国内の不人気から「外交の麻生」と諸外国との折衝に力を注いだ麻生政権と違って、国民の期待は高かったものの、自身の公職選挙法違反によって国民新党の少数意見に束縛され、アメリカとの関係悪化と比例した中国からの軍事的圧力など、このまま鳩山政権が続くと我国は壊滅的となる。

●指導力「国民に示す」=政権半年を総括-鳩山首相
http://blogs.yahoo.co.jp/bulukichi/60985633.html
●【転載記事】 現政権に不満のある方は、参加・転載お願いします
http://blogs.yahoo.co.jp/stargazerabs/25014733.html
●日々のストレス溜まりまくり
http://blogs.yahoo.co.jp/aki_setura2003

 添付したブログはほんの一部ですが、諸外国どころか、国民からも失望と失格の烙印を押される鳩山首相だが、こんな展開となっても国民と国益のために何ら発信できない自民党にも失望感は強く、期待もされない新党ばかり考えていては未来はない。
                                   4月18日の一言
追伸
本日は一年に1回開催される13年目の「茜屋寄席」が開催されました。津島市の落語の礎となった「浪漫亭砂九」さんに合掌の一日でした。

結局は小沢院政としか思えない

 4年前に圧倒的国民の支持を得て「郵政民営化」が進められてきたが、民主党は経済界の推薦で社長を務めていた西川善文氏の退陣を強制的に迫り、後任には官僚出身である斉藤元大蔵事務次官を社長にすえる人事を発表した。

 これは酷い。報道では小沢一郎氏との親密な関係が紹介され、細川内閣時には批判の多かった「国民福祉税」構想を立案したした張本人だけに、国民新党の亀井静香郵政改革担当相の記者会見とはいえ、「脱官僚」を公約とした鳩山首相の公約とは完全に反する人事が当り前のように行なわれた事にびっくりさせられる。

 これが政治というものか。政権が発足して2ヵ月も経過しないのに、野党時代や選挙戦で自民党を批判していた赤字国債の発行とあわせて、数にモノを言わせた一方的発表は、野党として声を大にして批判しない自民党もあわせて、民主的とは思えないが…

 一方で、大臣に任命されているとは言え、一閣僚の個人的発言としか思えない施策が、反論も聞く耳を持たぬように発表され、一国の代表である鳩山首相が第三者を装ったように発言しているのも不思議だが、裏側で周到に計算されているとすれば腹立たしい策略とも映る。

 政権与党になればマスコミの厳しい批判は当然と思われるが、高支持率を意識してか筆やコメントも甘く、国民が「もう少し様子を見たら」との甘い認識を良いことに、明らかに小沢幹事長の意向で着々と強権的施策が遂行されているとすれば、鳩山首相の存在は飾り物でしかない。

 無所属無党派である私は、今までの自民党についても権力的体質が嫌いであったが、政権誕生直後のために今後の動向を見守る事も必要かもしれませんが、民主党の独善的発表や公約に反する矛盾について的確に答えない体質には嫌悪感すら感じずにはおれません。

 政治は汚い。国民の多くが発する言葉ですが、民主党内には「市川房江」さんの流れをくむ管さんも存在する事から、是非とも市民党としての体質を発揮して、独善的発言を批判して党内での議論を活発化させてもらいたい。

 さて、23日は高松市で「四国別格二十霊場」の先達研修会がある事から、明日の夜には単身で四国に走る事となりますが、寝る間もないスケジュールが骨身にも堪えるようになってきました。
                                  10月21日の一言

予算案の前に報酬を返上すべきだ

 膨大な国の借金を減らすため、国民の批判を覚悟した小泉首相が痛みを伴う三位一体の改革に着手したはずだったが、後任の首相が次々と職責を投げ出し、最後の麻生首相は人気回復のために税金のバラマキに走り、政権交代を訴えた民主党は、自民党のムダ使いを批判しながら、自民党以上にバラマキを選挙公約としており、過去最高の予算規模になりそうな雲行きとなるばかりか、選挙戦で批判していた赤字国債の発行も語られている。

 選挙のために多少の誇張は仕方ないとしても、自民党が使ったムダな予算を削減して財源を確保するとの公約や、赤字国債の発行を選挙戦で批判していた鳩山首相だけに、圧倒的支持率を背景とした公約違反には厳しい批判と監視も必要ではないか。

 物には色々な考えがあり、自民党も大多数の国民から不合格の烙印を押されたのであるから、これをチャンスと政権(民主党)批判に訴えるのではなく、敵に塩を贈る格好になろうとも、実現可能な現実的予算組みに協力すべきではないか。

 もっとも、高速道路や高校授業料などの無料化とか、選挙公約に並べられたバラマキ政策に、国民は期待して投票した訳ではなく、自民党への批判が今回の選挙結果となった事を考えると、公約とは言え無い財源を借金してまで実行する事は再考すべきでもあろう。

 圧倒的支持を得て市長に当選した名古屋市の河村市長であるが、市民の後押しがあっても議会は思うようにならず、時間をかけて市民とともに着々と実現を図っており、国のトップとしても何でもまかり通る訳でもない現実を直視すべきではないか。

 民間企業に限らず、一般家庭においても、収入以上の出費を続ければ確実に倒産や破産となり、過大な借金を背負った民間人に手を差し伸べる金融機関はなく、国と言えどもこのまま赤字を増やす事を国民は望んでおらず、このあたりから考えなおす必要がある。

 もっとも、名古屋の河村市長は自らの報酬を大幅に返上し、市職員の報酬カットにも着手しており、このあたりの金銭感覚が金に無神経な鳩山首相や小沢幹事長とは根本的に違うが、税金のムダ使いや赤字国債を発言する前に、国会議員の報酬を河村市長と同レベルに落とす事が先決ではないか。
                                  10月19日の一言

俺は猪瀬にやられたの一言

 本日の血圧・「143-73」午前1時30分、「172-105」午前8時30分、「142-86」午後3時、「124-88」午後7時15分、「143-68」午後10時。
 朝一番の数値には驚きですが、本日は静養に務めたため正常のようです。
 

 郵政人事を巡り鳩山総務相が辞任し、しばらく安定していた麻生首相の国会運営が厳しい局面を迎えそうになってきた。鳩山前総務相は正しいと信念を貫いたと思っているようだが、民営化した企業の人事にこれほど固執する必要があったとは思えず、ここまで傷口を広げた麻生首相の責任も大きい。

 郵政会社としては多くの不祥事が噴出したが、これも民営化した事の自浄効果とも思われ、経済界の総意によって推薦された西川氏を第三者的な選考委員会が続投を決めただけに、いくら監督官庁の総務相としても一人の独断で民間の社長を辞めさせると言うのは政治の権力介入としか思えない。

 一方で、施設の譲渡問題や施設改築を巡る総務相とのバトルは別として、障がい者用の優遇措置を悪用した大量の不正郵送事件は内部の組織的関与があった事から、一般企業の常識で考えたらトップの西川社長自身の責任問題が浮上するのが当然だが、そのあたりについては疑問も残る。

 さて、麻生首相の能力ばかりが問題とされるが、鳩山前総務相についても、間近に迫った衆議院選挙を前にして、自民党という組織のリーダーシップ意識は皆無で、少なくとも政権政党の重責を担っている責任を自身の権力と勘違いしていたのではないか。

 ところで、郵政民営化の功罪がテレビでも議論されるが、分社化による不都合はあるものの、書留や小包については希望時間に夜9時まで再配達されるなど、民営化によるサービス向上が図られており、マンネリ化した現場職員の配置転換など目に見えない改善も見逃せない。

 「俺は猪瀬にやられた…」の一言は、道路公団の民営化によってファミリー企業を早期退職した知人の一言で、今は東京都の副知事になっている猪瀬氏を相当恨んでおり、猪瀬氏は恨まれている意識はないと思うが、責任ある立場の一言が多くの人生も変えてしまう自覚は必要だ。
                                   6月13日の一言
追伸
鳩山問題を記したブログを添付しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bmb2mbf413/32059118.html

国会を笑ってはおれない地方

 どん底まで低下した内閣支持率の中で、ロシアからアメリカへと麻生首相は外交政策に人気回復を賭けて精力的に動いているが、あまりにも周りが脆弱で、連日のように新たな問題が起こり、それでも必死に弁解して当り前のように首相の座に固執する執念には、見習う必要すら感ずるようになってきた。

 過去の安部元首相や、福田前首相はあまりにも簡単に政権を放り投げたが、それに比較すると政権運営の瀬戸際の中で、野党ばかりか自民党内の反対勢力も含めて、批判ばかりを耳にしながらよくも頑張る気力が涌いてくるものである。

 ロシアとの日帰り外交やアメリカへの渡米も予定されているが、連日の謝罪や弁解が続き、議会では自業自得ではあるが、過去の発言との違いを継ぎ接ぎだらけのように弁解し、野党の厳しい指摘にも堪えた様子も見せずに笑顔で応じている。

 これが世界的に例の無いと言われる不況の時でなく、ネジレ国会とは違う安定政権であったならば、ロシアとの新しい関係や、北朝鮮との関係回復など麻生首相の得意分野で功績を残せる可能性も高かったのかもしれない。

 さて、不祥事は国政ばかりではなく、地方都市においても首長や大物と言われる議員の事件が相次ぎ、愛知県でも西尾市の市長が汚職事件を起こして名古屋地検に受託収賄罪で逮捕された。逮捕直後は市街化調整区域に家が建つように働きかけて欲しいと市長と業者だけの単純な事件と思われたが、逮捕後に報じられた内容からは、地元の商工会議所も含めて計画が話し合われ、議員までもが内容を知っていた事から、口利きとは言え特定の利益ではなく公平な成果が整えば地域貢献ともなり得たかもしれず、金銭の授受(市長が返したと言う)が残念で仕方がない。

 国政と違い地方の方が業者との距離が近く、我々でも相談されれば口利きとの意識はなく、担当部署に問い合わせたり、市民の利益(問題解決)となるためには、出来ない事と知りそれを伝えながらも、一応は担当部署に訴えてみる事もある。問題はこの後で、成果があってもなくとも御礼に茶菓子を持ってみえる人の存在である。

 「困るから止めて下さい」
 「気持ちだから…」
 「こんな事も選挙違反になるんですが」
 「受け取ってもらえなければ、今度頼み辛くなるから」

 議員に当選した瞬間からこんな繰り返しで、町内会の当選祝いの酒を断った事から一部の人々から批判も受けた。私の議員生活と後援会では一切の金品を貰わない事になっているし、公職選挙法ではこんな事を厳しく禁止されている。
 ただし、「挨拶程度」と称して、工事の説明のために建設業者が茶菓子を持参する慣例があり、私が「絶対に受け取らない」ために、最近では後ろに紙袋をぶら下げている。

 「議員の方から議会全体で受け取らないと決めてくれ」とは、挨拶時の手土産を持ってこないように訴えた時の業者の幹部の言葉であった。
 一方で、留守中の事務所の入り口や机に、野菜や土産物が置いてある事がある。「誰だろうか」とは言いながら、母親が畑で物々交換をしたり、旅の土産物を貰えばこちらも土産物を買ってくる。こんな事まで法律が裁く目的ではないが、これが当り前となり、選挙目的となれば問題でもある。

 今回逮捕された西尾市の中村市長は、以前に公的な税金の滞納があり、問題と指摘されてから支払うとともに謝罪した事があった。市民の税金から報酬を受け取り、市民に税金を支払ってもらう立場での自身の滞納は問題だが、首長に限らず議員の台所も大変で、我家も催促を受けながら支払っている事が多く、苦しい台所から今回の事件があったとしたら、私自身の戒めにもしたい。(微力の地方議員ゆえに無縁の話ですが)
                                   2月19日の一言
追伸
20日朝刊では、19日に兵庫県宝塚市の市長も収賄で逮捕されたとの報道がありました。

首相の発言より医師会に問題では

 麻生首相の「医師には非常識な人が多い」との発言をめぐり、全国の医師会から反発の声があがり、本日は首相官邸へ日本医師会の会長が乗り込み、首相の謝罪をもらって退出したが、全国の医師会の理解を得られたと言えないと発言する医師会幹部の声をテレビから聞き、自民党の集票マシーンと言われて自惚れてはいないかと思った。

 そもそも、選挙の際に、医師会のメンバーである近所のお医者さんたちが、「自民党」と言って走り回っている姿を見た事がなく、少なくとも私の住む地域の開業医から自民党に投票するように言われたとの言葉を、私は過去に一度も聞いた事がないばかりか、私の近所の開業医の半数以上は自宅が他所にあり、医院のある地域に住んでいないのである。

 選挙を控えており、国会議員の発言の一語一言が注目されているが、「医師に非常識な人が多い」との言葉を、私は現職の医師から耳にした事があり、医師になるために子供の頃から勉強一筋で、地域の同級生や知人と遊んだ経験や、社会人として一般人と接した経験が不足する事から、純粋すぎたり、何が普通かが判らず、理不尽な発言をする医師も存在するようである。

 津島市民病院の一例を挙げると、自分が勤務する条件に新しい医療機器の導入を約束として転勤してきたものの、半年で他の病院の誘いで転勤していった医師があり、数千万円の医療機器が導入後に使われないままになってしまった。こんな医師に私なら損害賠償を起こしたいと思うが、どんな理由があるにせよ、民間人としては許されぬ無責任な行為でもあった。

 一方で、病院にとってはなくてはならぬ医師も多数あり、一日の勤務後に当直や夜勤を勤め、翌日も平常どおりに勤務して、その午後には手術までするといった医師も存在し、医師の勤務状態も様々であり、多くの外来患者を受け持ち、休日も病棟にいる医師もある事から、「非常識」の一語でひっくるめられる事は問題だが、医師不足からやる気のない医師まで注意が行き届かない現実は改善も必要であろう。

 政権の維持が難しい局面を迎えている自民党であるが、選挙の弱味で力にならない医師会にしがみついていても、肝心な選挙での集票には結びつかず、かつての集票マシーンと言われた郵便局長たちを敵にまわして圧倒的な勝利とした小泉郵政改革の学習ができていないばかりか、小泉改革に逆行の動きさえ見せはじめている。

 既存の組織に頼るばかりに、国民の声や国民の生活が忘れられ、一時のバラマキ程度で民意が戻ると考えてはいまいが、首相の失言とは言え、首相官邸に乗り込み、謝罪させて意気揚揚と引き揚げる医師会長の姿に、問題発言の出た状況と、首相の伝えたい真意は全く理解されていないようにも感じさせられた。
                                     11月20日の一言

温故創新が話題になり

 北海道洞爺湖サミットで主役を演じている福田康夫首相が、昨日の七夕の笹に「温故創新」と書き込んだと、私の選挙対策のコーディネーター役Sさん(一宮市在住)より連絡があった。

 Sさん「フクダヤスオさんが…」
 「えッ、誰ですか?」(私)
 Sさん「なんで、福田さんじゃない」
 「あー、福田さんね」(私)

 総理大臣の名前すらピンとこず、かみあわない会話で始まったが、「大鹿さん、すごい事じゃないの」と言われてもピンとこなかったが、「温故創新」の言葉は、私のホームページのキャッチフレーズとなっており、議員になった直後(平成11年頃)に私が考えて創った言葉でもあった。

 私はホームページの表紙に、温故創新を掲げ、「温故創新とは、温故知新(昔を知り新しい道理を見つける)ではなく、古きを知り、新しいものを新たに創造していくと言う造語で、これは私がスローガンとして掲げている事です。」と記してある。↓参照
http://www.clovernet.ne.jp/~oshika18/

 議員になってから、私がSさんと政治談義をする中で、あれこれ語りながらこの単語が出来上がり、2回目の15年の選挙からは私の選挙公報にも「温故創新」が掲げてあり、Sさんは単語誕生の現場に居合わせた事から、「温故創新」から私の顔が浮かんだと言う。

 ただし、この「温故創新」なる言葉は、私が温故知新と比較して作ったものではあるが、私が使用するようになってから、他の人々にも使われている事実を知り、自分が初めて使った専売特許ではないと思っていたので、今回の福田さんの報を聞いても自分の占有意識はまったくなかったのでもあった。

 「いや、あれは大鹿さんの創った言葉だから」と、Sさんが繰返し私に言い聞かせるものの、新聞報道でも平成6年5月の衆院予算委員会で民主党の羽田孜元首相が、「私はよく頼まれると下手くそな筆で『温故創新』と字を書きます。古きをたずねてから新しさを積極的につくり出すという言葉です」と述べており、羽田孜元首相が座右の銘としていて、繰り返し遣ってきた言葉でもあると報じられている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080707/plc0807072350020-n1.htm

 「温故創新」は新しい造語ではあるが、私も引用や盗用ではなく、自分のキャッチフレーズをSさんと議論する中で作り出した言葉であり、私より早くから使われていた事実から、むしろ公的な熟語として存在すべき言葉だったと思っている。

 さて、本日の夕刊に、「歌詞盗作疑惑、出廷し対決」と題して、漫画家の松本零士さんと歌手の槇原敬之さんが裁判で争っている事が記されている。↓参照
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080707/trl0807071937006-n1.htm

 前記した「温故創新」についても、誰が最初かは判らないが、同じような発想で使われた言葉であり、何も問題とはされていないが、これに占有権とか著作権を主張されたら自由な発言や寄稿もできなくなる。盗用は問題だが、表現の自由を束縛する言葉の占有には警鐘を鳴らしたい。
                           7月8日の一言

温存したガソリンの値上げは違法ではないか

 昨晩に駆け込みでガソリンを購入して帰宅したものの、本日は早朝より息子の自転車が不調のため自転車(夕方の練習には必要らしい)を乗せて名古屋まで高速で走り、昨日の節約がまったくの無になるどころか持ち出しである。

 早朝の浪費を取り戻そうと考えた訳ではなく、運動不足の解消を含めて地元の所用を自転車で出向いていたところ、訪問先の家の外から雨の音にびっくりしての帰宅となった。

 「大鹿さん、カサは傘?」、「無しで大丈夫」、「でもッ、濡れちゃうよッ」、「自転車のカサは交通違反だから、心配しないで」と、暗くなった夜道(自宅からかなり遠い)を一目散で自宅に向かうが、雨のために日頃の運動不足が吹っ飛ぶような回転でペダルをこいて帰った。

 こんな時に父親の悲哀を感じる事になったのが、家内は雨のために三男を迎えに名古屋の中村競輪場まで走っていたのである。

 「おい、おまえならお父さんより早く走ってくるだろ」、「当然だろ」、「おいッ、お父さんは雨の中を走ってきたんだぞッ」と息子と話していると、「津島は雨が少なかったんじゃない」と家内の声である。「おいッ、そこのジャンパーを見てみろッ」と濡れたジャンパーを指差しながら、、「甘やかし過ぎ」と本当は自分も迎えに来て欲しいと思っていたが、それは封印である。

 さて、一晩で30円の値上げで、近くのガソリンスタンドには157円の看板が上がっていたが、市内の24時間営業のセルフのスタンドでは昨晩早々に在庫切れで、並んでいた車は他のスタンドに走ったとの話であるが、「どうやら在庫切れはウソらしい」との話であった。

 翌日に30円の値上げが決まっていた事から、在庫切れを理由にして残した分を本日の販売に廻したとの話であった。「売り切れとなっていたのに、早朝から販売していた」との話と、深夜に大型のタンクローリーが入ったとは思えず、一晩見張っていた訳ではないが、もし在庫切れで温存した安いガソリンに本日から導入のガソリン税を加算していたら、これは税金の搾取で詐欺ではないかとの知人の指摘に、もっともと思うと同時に、人との接点のないセルフスタンドゆえにできる荒業かもしれない。

 確かに知人の指摘のように、国会の議決によって本日からガソリン税分が増額された事から、税金の安い昨日までのガソリンに税金分を加算するのは、税金ゆえに法に反する可能性も高く、細かい金額とは言え業界や販売店任せではなく、政府の厳しい指導がなかった事は問題でもあろう。

 もっとも、今の自民党や政府に、法律や住民の意識を考えている余裕はなく、ガソリン税に国会の議席で反対の声をあげずに全員退席した民主党も、本気で反対して政府の責任を追及する意識は皆無で、国の財源としてガソリン税を容認せざるをえないなれあいと言わざるをえない。もう無茶苦茶で、国の秩序には期待できないのではないか。
                           5月1日の一言

参議院議員の資産が公開されて

 昨年7月に行なわれた参議院選挙で当選した参議院議員の資産が本日公開され、夕刊の一面と社会面を使って大きく報道されている。

参院議員資産公開、トップは舛添氏 TBSニュース(07日11:12)
 去年7月の参議院選挙で当選した議員、120人の資産報告書が7日、公開されました。資産総額の平均は、過去最低の2378万円、トップは舛添厚生労働大臣でした。
 去年7月に当選した参議院議員の株式を除く預貯金などの金融資産や土地、建物などを合わせた資産総額の平均は2378万円で、過去最低だった前回2005年を更に200万円余り下回りました。
 去年の参議院選挙で民主党の新人が大量に当選し、世代交代が進んだことが平均を押し下げたと見られます。
 7日、公開の議員の中で資産が最も多かったのは、自民党の舛添厚生労働大臣で3億3999万円でした。
 「別に何の感想もありません。一生懸命仕事をした結果ですからそれだけのことなので、それで自分の政治活動が左右される事であればそれは問題ありますけど、信念に基づいてきちんと仕事をしている」(舛添要一 厚生労働相)
 逆に、資産ゼロと報告した議員は、「さくらパパ」として知られている民主党の横峯議員ら14人でした。

ヤフーニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080107-00000027-jij-pol

それによると資産がまったくなく、借金生活の議員も多数存在しており、昨年の選挙で民主党の議員が多数当選した結果とも言えるが、資産そのものの算定基準があいまいであり、資産の多い国会議員よりも少ない議員のイメージが良く見られるような報道に疑問を呈したい。

 一方では、女性スキャンダルが発覚した横峯議員が依然議員と存在していた事も疑問だが、この人が資産なしと言われても自分の身勝手としか思えず、大金を賭けたゴルフ報道などや豪遊の報道からして、資産なしという事自体に疑問符もつく。
 また、6年前に借金のあったツルネン・マルティ議員は6年間で1746万円の貯金を残し、老後の貯えにしたいと答えているが、国会議員は資産問題以上に議員報酬の高さにもメスを入れるべきである。

 そもそも、借金だけで何も資産の無い国会議員に日本の国家の方向を託す仕事が期待できるのかと言いたい。資産の有る無しはその人の考え方もあり、親を扶養して先祖伝来の資産を有する人もあれば、議員になりたいために借金生活を続けてきた人もある。

 我々の住む地方では、高大な宅地に住む農家が普通の姿であり、その資産に関する各種の税負担に悲鳴をあげる人々が多く、資産はあっても後継者も離れて土地活用もできないと、所得がない中で土地の切り売りしか生き延びる手立てが見いだせない人々も多い。

 さて、貧乏より金持ちの方が良いに決まっており、我家も今年度から増税された税金や公的負担に悲鳴をあげており、何とか所得を増やさないと支払いが不能になる直前にあり、老後の貯金どころか目前の生活に追われる地方議員には羨ましいかぎりの話題ではあるが…
                                        1月7日の一言

小沢個人商店の限界か…

 連休で外出する人も多い中で、国政を揺るがす大事件が起こっていた。昨晩からテレビは民主党の小沢代表の辞任発言から、特別番組まで組んで深夜まで放映されていた。

 テレビから流されてくる情報が頼りであったが、本日の新聞各紙の報道によって大まかな背景が浮かびあがってきたが、「連立急ぎ孤立」とか、「大連立ありきの誤り」など、どれもが小沢一郎氏にとっては厳しい内容で、朝日新聞の社説では「政権交代は偽りだったのか」と題して、「無責任な投げ出し」とか「政治が劣化している」と記されている。

 突然の辞意表明だけで、事の真実が見えてこないが、先日の福田首相と大連立を含めた党首会談の結果が尾をひいており、民主党の問題ではあるが今後の一日一日の動きから目が離せない状況が続く。党首会談や今回の辞意表明が密室の中で決められている事から、今回の一連の顛末と真意を正確に公表する事が責任政党として求められなければならない。

 ただし、今回の大連立問題だけでなく、政策協議そのものにも民主党の幹部は反対の大合唱であったが、大連立は別としても政策の協議については、現状の衆議院と参議院のネジレによって何も進捗しておらず、この状態が続けば日米関係や国際関係だけでなく、いずれは国内の諸問題から国民生活に影響する事は必死であり、私は批判の多い小沢一郎氏の行動に理解を示したい。

 哀しいのは、民主党の幹部たちの言動で、国民の声を身勝手に解釈している点である。国民は本当に民主党を国の政権を託せる政権政党として認めてはいない。今夏の参議院選挙の大勝についても、民主党の支持よりも安倍政権と自民党への批判票と、反省を促す意思表示の可能性が高く、本当に民主党を政権政党として評価した結果ではない事である。

 むしろ、今回の小沢騒動では、当初は反対と小沢批判の大合唱が、小沢氏の辞意表明から一転して、小沢続投で進もうとする民主党の現状は、国の舵取りとなる政権政党との基礎すら備わっておらず、突然に首相のイスを投げ出した安倍政権の後を何事もなかったように着々とすすめた自民党とは、小沢個人商店と福田上場企業との大きな違いを見せつけられたように思えてならない。

 又、最近のテレビ討論などからは、本来は何ら違いのない組織が、主導権を握るために無理に政策の違いを強調し、真の理想とは程遠い発言がなされているような気がしてならない。小沢氏の発言にもあったが、二大政党の中では、野党の立場でも目的とする政策実現を果たす事も重要で、対立ばかりで何も実現(進捗)しない現状の反省も重要と思われる。

 国民の生活に直結する諸問題について、愚作については将来の選挙で信を問うより、与野党で愚作を作らせない議論を展開し、総意で良案を可決してもらいたい。今はそのためには良い環境でもある。
                                  11月5日の一言

形容しようのない首相退陣に…

 惨敗して与野党が逆転した参議院議員選挙の歴史的大敗結果を受けても、辞職の気配すら見せずに「反省すべきは反省し…、改革の足を止めずに、総理の責任を果たしていく」と語り、2日前には「職責にしがみつく事はない」と、臨時国会召集を前に語っていた安倍首相が、突然の辞任を発表した事で「政治的空白をつくらない」との言葉どころか、衆議院本会議の当日に流会の事態となり、政権運営どころか政局の行方すら行き詰まったような状況に追い込まれてきた。

 昨年9月に第90代内閣総理大臣となった安倍政権は、今月26日の一年目を待たずして崩壊することとなった。先月末に発表された新閣僚についても不祥事続きとなったばかりか、何の働きもしないままに安倍首相の道連れとされ、安倍首相の批判を言い続けて厚生労働大臣に抜擢され、厳しい内部改革を突きつけていた舛添要一氏には現在の心境を聞いてみたいものである。

 さて、地方自治体の首長でもこんな幕切れはないのではないか。昨年の総理就任以来、閣僚の問題発言から支持率は低下の一途を走り、閣僚の不適切を通り越した不法なる公金の悪用から、松岡農相の自殺など『美しい国』どころか、汚すぎる政治の歴史を残しての退陣である。

 国民の声どころか、国会議員の意識すら読めず、ボロボロになりながら再出発した直後の、誰にも理解しようのない突然の辞任劇を理解できる国民は皆無ではないか。不良に変身した少年が、仲間と次々と罪を重ね、逃げ切れない状況下から、親や親族に責任をかぶせて突然家をとび出してしまったような展開である。
 こんなレベルで日本の国の舵取り役を担っていたとは信じ難いが、考えてみれば私より1年若い昭和29年生まれの52歳であり、14年の政治経験しかないのでもある。

 小泉首相の後任について、派閥の親分にあたる森元首相は、安倍首相とは違うシナリオを語っていた。明らかに大人(政治屋)の考えそうなシナリオと思っていたが、その声には一切の耳を貸さず、小泉後継でありながら、改革の言葉を繰り返しただけで、小泉さんとは全く異質のツギハギだらけの政権運営に陥っていた。

 一国の首相がこんなていたらくであれば、地方の首長は怖いもの無しではないか。しかし、こんな状況下で小泉首相の推し進めた三位一体の改革が頓挫したら、地方交付税や補助金を打ち切られ、厳しい財政運営を強いられている地方自治体はたまったものではない。小泉さんが「ぶっ壊した」自民党は、修理するのではなく、新たな新車に改造されるか買い換えるべきであったと思われる。こんな哀れな引退劇から、我が市の首長の方が心強く思われるとともに、何でもできそうな自信を持った首長も多いのではないか。
                              9月12日の一言

去りゆく夏と共に去りぬ…

 朝日新聞夕刊「素粒子」に、去りゆく夏と共に去りぬ―と題して、ヾ嬰,ら首相のお友だち ∧得権から次々とブッシュ大統領の側近たち 小池2ヶ月限り防衛相。「アイ シャル リターン」だと す餡颪撚?竑議の現実味 ゼ鹽垠?療杜篭ゝ詆坩臓´ζ鐱槊上選手陣への期待 北海道の白い恋人 朝青龍、故郷モンゴルへなどと記されてあった。

 淋しい内容ばかりであるが、個人的には夏休みで数日前まで上高地にいた事から、一度に秋が近づいたような淋しさも実感させられると同時に、「去りゆく夏」に記された半分が政治関係の皮肉だけに余計に淋しさよりも悲しみを覚えるものである。

 最近のテレビのワイドショーでは、モンゴルに帰った朝青龍と並び、民主党参議院議員となった「よこみね議員」のスキャンダルがさかんに報じられている。愛人の存在と賭けゴルフを報じた週刊誌に対して、当初は記事を肯定して謝罪する様子が報じられていたが、最近では弁護士同伴で愛人を告訴するとともに、質問には「裁判で…」と口を濁し、「男の子供を産んでくれ」と語った愛人を悪者扱いである。

 「選挙に当選したらオレの秘書をやれ」とまで言った愛人に対して、何故に裁判所に告訴まで?と思うが、週刊誌に報道された直後に「議員を辞めなきゃいかんのかい」と関係者に語っており、法に反する賭けゴルフを否定して、参議院議員のイスにしがみつくための対応としか思われない。

 テレビに映された顔はまさに「悪役」の顔であり、賭けゴルフだけでなく、愛人の存在とその会話内容だけでも国政を担う国会議員の資質には程遠く、今までのキャラクターを捨ててまで、参議院のイスにこだわると、過去の努力や信用をすべて無くしてしまうのではないだろうか。

 むしろ、参議院のイスに固執して悪役を続けるよりも、「世間を騒がせて申し訳ありませんでした」と反省の弁を述べて、次の成り行き任せにした方が得策ではないだろうか。罪は償えば済む問題であり、元々のキャラクターのままで再起も図れる筈と思われるが、それが出来ない理由が知りたいところでもある。こんな話ばかりが続くと、政治や議員の信頼は著しく低下する事から、こんな話は夏と共に終わりにして欲しい内容でもある。
                                8月30日の一言

自民党への逆風の強さに…

 民主党の圧勝によって、与党である自民党と公明党は参議院の過半数を維持できず、衆議院では安定多数を有するものの、今後は難しい政局運営を強いられる事となった。それにしても、選挙後の安倍首相の発言は、あまりにも軽薄であり、信頼できる参謀と相談役の不在を感じるとともに、囲碁か将棋でも指南される精神的余裕が欲しい。

 選挙から一日しか経過していないが、この一日の違いで安倍首相は天国と地獄の違いを実感しているのではないだろうか。しかし、国民の立場になって考えれば、今までのような自公連立政権による強行採決が許されず、野党が参議院の過半数を占めたことから、独善的手法を阻止し、参議院の存在そのものの価値も見出す事ができたのではないか。

 一方で、今回の選挙では、「自民党への逆風」が吹いたのであって、民主党政権を期待するのは時期尚早ではないか。難しい評論は専門家やマスコミが研究して発表されると思うが、私の周りの声をひろうと「誰に入れて良いのか判らなかった」との声が多く、比例区で当選した民主党議員の最下位は6万7千612票の得票であるのに対して、自民党の最下位当選者が20万1千294票もあり、自民党で落選した15人が民主党最下位当選者の得票を上回っているのである。

 すなわち、候補者一人一人の資質は別として、今回は「自民党以外に」と自民党批判から民主党に廻った票が多かったと私は考えている。あまりにもひどすぎる安倍政権を支える大臣や閣僚の失言。あまりにも国民と乖離した金銭感覚の批判と改善が国民から求められていると思う。

 さて、現実問題として、小泉政権から続けられた構造改革が頓挫することは好まない。国民に痛みを求めた改革ではあったが、今回の選挙結果によって流れが変わる事無く、この改革のみは結末まで導いて欲しいものである。結果論ではあるが、政治の二極化によって、セレモニーと化していた国会での議論が高まる可能性も高い。今まで目標として語られてきた政権交代が確実に現実味を帯びてきたが、重要な事は自民党の反省はもちろんだが、民主党の明日からの行動を見定める事も必要であろう。
                                7月30日の一言

 


貧乏臭くない政治家って?

 東京都の副知事に就任した作家の猪瀬直樹氏の言葉に共感するものがあった。小泉首相に請われて、「道路公団民営化」のために持論を展開して、改革派の論客として知られるが、今回の石原知事から請われた副知事就任に異論を述べる評論家も存在する。

 この事について、本日の朝日新聞夕刊の窓欄(論説委員室から)に、興味深い内容が記されている。

 (前略)…
 就任を前に、心境を聞く機会があった。…(中略)…
 面白かったのは猪瀬氏の挙げた、小泉氏と石原氏の共通点だ。
 「2人ともわりと素直でさ、貧乏臭くないんだよ、わかります?」 
 続けて、名の知れた自民党参議院議員を物欲しげで貧乏臭い、と断じた。…(後略) 
  
 自分も時々この一言に「貧乏」との表現を使用している。しかし、金銭的・物質的に貧しい事を卑下する気持ちは全くなく、むしろ心の貧しい人にはなりたくないと思っている。「貧しい」とか「貧乏」と断定してしまうと、本日の夕刊に記されていたように客観的な基準が求められるのかもしれない。

 「貧乏臭い」との表現はさすがに作家らしい言葉で、小泉前首相と石原都知事を貧乏臭い参議院議員と比較させ、「自身は貧乏臭くはなりたくない」との意思表示のメッセージと受け取れる。

 「貧乏臭くない政治家って?」との見出しがつけられている事から、記者の坪井ゆづる氏の心情も聞きたいところではあるが、社会大衆の感覚はまさにほとんどの政治家を「貧乏臭い」と思っているのではないだろうか。「貧乏臭い」でなければ「ウサン臭い」のかも知れない。

 孟子の言葉に「心を養うは寡欲(かよく)より善きはなし」がある。守屋洋著・中国古典「一日一話」には、「貧しくても豊か」の副題がつき、欲望は、たしかに社会を進歩させる原動力になってきたことは事実だが、また、なかなか歯止めがきかないものだということも事実だろう。欲望のままに突っ走り、結局、自らを滅ぼすことになった例はいとまがないと記されている。噛み締めてみたい言葉でもある。
                                    7月5日の一言

(遺書に)内情は家内が知っています

 昨日の松岡農水大臣の自殺に引き続き、本日早朝には旧森林開発公団元理事がマンションから飛び降り自殺を図り命を絶った。数日前より官製談合事件にからんで東京地検特捜部の取り調べを連日受けており、松岡農水相の自殺が呼び水になったもようである。

 間近に迫った参議院選挙を控え、朝日新聞社の行なった世論調査によると、安倍内閣の支持率は36パーセントで、不支持率の42パーセントを下回った事が本日朝刊に報道されてきた。与野党に対する支持率についても拮抗した結果となっている事から、二人の自殺の大きな原因となったと思われる疑惑の解明について、安倍首相の事後処理が政局に大きく影響する事は必死の状況でもある。

 しかし、国会で追求が続いていた政治資金収支報告書については、後戻りのできない国民周知のウソの証言を続けてきたとは言え、自らの命を絶つ決断をした事から、緑資源機構の官製談合事件についても大きな疑惑を残す結果となり、元理事の後追い自殺にも発展した。

 新聞報道によれば、松岡農水相の残した遺書の一枚に「内情は家内が知っています。あとどこに何があるかは探さないでください。そっとしておいてください」との内容があったと言う。国会議員として、国民の公金に関係する不祥事を犯し、内情は家内が知っているの文言を残した事にはびっくりである。

 気丈にも残された夫人が弔問客に挨拶する映像がテレビに放映されていたが、自分の自殺によってすべてが解決すると思っていたのか、それ以上に死んで口をつぐむ事が必要となる大掛かりな組織的犯罪だったのかと思わざるをえない。

 さて、小泉前首相は、靖国参拝問題が他国より批判されると、「日本は死んだ人は悪人でも皆神様になって祀られる」との珍問答を繰り返していたが、今回の事件を死をもって幕退きにする事は許されない。
 落語家や歌舞伎役者が所得を隠し、税務署の追及に身勝手な弁解をしていたが、今回の問題は個人の資産やへそくりではなく、国民の税金や公金に関する疑惑であり、国民の信頼を回復し、国民の不信感を払拭するためには、死者にムチ打つ事となっても、安倍首相自らの手で真相を明かす事が求められている。
                                      5月29日の一言


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