津島税務署
本日の写真です。
福祉有償運送はボランティアですが、低額であっても移送の料金をいただいて活動しているため、税務署の確定申告が必要となり、料金はそのまま運転者に支払われ、NPO法人としての利益は1円もないため基本的に税金の支払いは発生しないものの税務署への申告は必要なため本日訪れて手続きを終えました。
その税務署の申告済みの控えを持って県税事務所に出向きますが、津島市にある愛知県の海部事務所でも申告は可能なものの、法人税に手馴れた職員が不在で手続きが面倒なため、一宮市の県税事務所まで直接出向きました。
NPO法人としての利益は無いどころか、必要となる経費を差し引くと赤字となりますが、法人として最低となる定額の法人税は支払い義務があり、愛知県の手続きと納税を終えてから津島市の税務課に出向いて、こちらへは法人税の納税猶予を申請しました。
毎年のことゆえに簡単にいきますが、法人の手続きとしては3月に愛知県社会福祉協議会へボランティア保険を契約し、確定申告後に愛知県へ活動報告書や収支報告書を提出すると書類の申請は終わります。
ただし、ボランティアとは言え有償で活動しているため、運輸局の許認可が必要で3年に一度開催される運営協議会へ提出する書類は50ページ以上となり、毎年報告する運行実績表は集計には数日かかります。
ボランティアの高齢化は深刻で、利益にならないのに責任のある移送ボランティアは不足し、何よりもタダ働きとなる一連の書類作成と各種の行政への申請や報告は、私が不在となれば大変なことになり、先のことを考えると大きなストレスとなってきますが、とにかく今年の半分は済ませたためホッとする一日とはなりました。